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J-GLOBAL ID:202002219469402270   整理番号:20A0792974

バーシカンの蓄積は創傷治癒を促進する:初期ADAMTS切断部位の意味【JST・京大機械翻訳】

Accumulation of versican facilitates wound healing: Implication of its initial ADAMTS-cleavage site
著者 (13件):
資料名:
巻: 87  ページ: 77-93  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1618A  ISSN: 0945-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ベルシカンは,細胞外マトリックスにおける大きなコンドロイチン硫酸/デルマタン硫酸プロテオグリカンであり,病理学的条件における発生とリモデリングの間,組織において高レベルで発現する。そのコア蛋白質は,トロンボスポンジンモチーフ(ADAMTS)ファミリー,すなわちADAMTS-1,4,5,9,15,および20を有するジスインテグリンおよびメタロプロテイナーゼのいくつかのメンバーにより,CSβドメインのN末端に近い領域で切断される。ここでは,CRISPR/Cas9系を用いて,著者らはADAMTS切断抵抗性ベルシカンを発現するknock インマウス(V1R)を作成した。R/Rと呼ばれるいくつかのV1Rホモ接合体マウスは,症候性および器官出血を示す。創傷治癒実験において,R/R創傷は初期段階においてベルシカンの蓄積と活性化TGFβシグナル伝達を示し,野生型創傷よりも速い治癒をもたらす。Ki67,CD31,平滑筋α-アクチン,ペリオスチンに対する免疫染色は,全体的な細胞増殖のより高いレベルと内皮細胞および筋線維芽細胞の増加した数を示す。マクロファージマーカーに対するCD11bおよびqRT-PCRに対する免疫染色は,炎症性細胞浸潤,特にM1マクロファージの増加したレベルを明らかにした。培養R/R皮膚線維芽細胞は,ベルシカン,I型およびIIIコラーゲン,およびヒアルロナンの沈着の増加およびSmad2/3シグナル伝達のアップレギュレーションを明らかにした。まとめると,これらの結果は,切断部位がベルシカンターンオーバを決定し,ベルシカンが創傷修復時の暫定的マトリックスにおいて中心的役割を果たすことを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞構成体一般 

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