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J-GLOBAL ID:202002219503604236   整理番号:20A0028812

C型肝炎ウイルス感染誘発肝細胞癌における個々の反復要素のDNAメチル化【JST・京大機械翻訳】

DNA methylation of individual repetitive elements in hepatitis C virus infection-induced hepatocellular carcinoma
著者 (15件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 1-13  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7316A  ISSN: 1868-7083  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒトにおける2つの最も一般的な反復要素(REs),長い散在性核要素-1(LINE-1)およびAlu要素(Alu)は,様々な癌に関連している。C型肝炎ウイルス(HCV)は,REの動員を制御するDNAメチル化を介して,宿主防御を抑制することによって肝細胞癌(HCC)を引き起こす可能性がある。HCV誘導HCC(HCV-HCC)におけるREメチル化の役割を検討した。著者らは,外科的切除によって得られたHCC,肝硬変,および健康な肝臓組織におけるゲノムを横切る30,000以上の位置特異的REのメチル化を研究した。正常肝組織と比較して,HCV-HCCにおける最大数の異なるメチル化REを観察し,続いてアルコール誘導HCC(EtOH-HCC)を観察した。EtOH-HCC関連REメチル化(FDR<0.001)を除外し,癌ゲノムアトラス(TCGA)で検証することができなかった後,HCV-HCC(FDR<0.001)において13の低メチル化REs(11LINE-1と2Alu)と2過メチル化REs(1LINE-1と1Alu)を同定した。これらのREsの大部分は,非コード領域に位置し,クロマチン抑制性標識H3K27me3に優先的に富化され,遺伝子発現と正に関連していた(REsにわたる中央値相関r=0.32)。さらに,HCV-HCC(最低スコア),HCV-肝硬変,および正常肝臓(最高スコア)を用量応答的に識別するHCV-HCC REメチル化スコアを構築した(p<0.001)。HCV-肝硬変は,EtOH-肝硬変(p=0.038)より低いスコアを有し,HCV-HCCは,TCGAにおいてEtOH-HCCより低いスコアを有した(p=0.024)。HCV感染は特異的REにおけるDNAメチル化の消失と関連し,これは肝臓癌発生における分子機構を意味することを示した。これらの知見がより大きな試料サイズで検証されると,これらのREのメチル化はHCV-HCCの早期検出バイオマーカーとして有用であり,HCV陽性個体におけるHCC予防の標的となる可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  腫ようの診断 
引用文献 (51件):
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