抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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SO_2によるRe+の運動エネルギー依存反応を,誘導イオンビームタンデム質量分析で研究した。ReO+,ReO2+,および鉱石+種は,全て吸熱反応において生成物として観察された。運動エネルギー依存断面積のモデリングにより,4.78±0.06(Re+-O),5.75±0.02(Re+-O2),4.35±0.14(Re+-SO)の0K結合解離エネルギー(BDEs,eV)を得た。後者の2つの値を他の情報と組み合わせて,6.05±0.05(ORe+-O)と4.89±0.19(ORe+-S)の付加値を導いた。ReO+とReO2+のBDEsは文献値と一致するが,鉱石+の値は最初の測定である。前者の結果は基底状態ReO+の形成がスピン禁制であるとしても得られる。この理論のB3LYPレベルにおける量子力学計算は,実験値と合理的に一致することを示した。2-QZVPPDとaug-cc-pVxZ(x=T,Q,5)基底関数系を用いた理論のBP86とCCSD(T)レベルでの追加計算を行い,等圧ReS+よりもReO2+が形成されることを決定した。生成物基底状態は3Δ_3(ReO+),3B_1(oreo+),5Π_-1(ReS+),及び3A′′(鉱石+)である。これは基底状態生成物の形成が全3つの生成物チャンネルに対してスピン禁制であることを意味する。RESO2+系に対するポテンシャルエネルギー面もB3LYP/def2-TZVPPDレベルで調べ,全ての生成物に対する吸熱性の過剰に障壁を示さなかった。酸化レニウムと硫化物の珪藻と三原子に対するBDEsを比較し議論した。ReO+の生成に対する本結果をRe++O2とCOの反応におけるReO+の生成に対する結果と比較した。前者の系は興味ある二重断面積特徴を示した。結果は,三原子系における面内及び面外C_S対称性の区別がRe++O_2反応で観察された二つの吸熱特性の説明であるという仮説と一致した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】