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J-GLOBAL ID:202002219588043675   整理番号:20A0259664

アフリカのヒト集団史的な背景におけるアフリカ西部の古代狩猟採集民

Ancient West African foragers in the context of African population history
著者 (50件):
資料名:
巻: 577  号: 7792  ページ: 665-670  発行年: 2020年01月30日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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サハラ以南のアフリカの古代ヒト集団の構造,特に食料生産の開始以前の集団構造については,今なお理解が進んでいない。本論文では,バントゥー語群の原郷と考えられる地域の中で既知最古の考古学的遺跡の1つである,カメルーンのシュム・ラカ(Shum Laka)遺跡で出土した4人の子ども(うち2人は約8000年前,2人は約3000年前に埋葬された)に由来するゲノム規模のDNAデータを報告する。1人は,現在この地域にほぼ限定して見られる,分岐の古いY染色体ハプログループA00に属していることが分かった。一方,4人全てのゲノム規模の祖先プロファイルは,中部アフリカの西部の現代の狩猟採集民のものに最も近かった。これは,現在のカメルーン西部の集団,そしてアフリカ大陸各地のバントゥー諸語の話者が,この4人に代表される集団に主に由来するわけではないことを示唆している。我々は,アフリカ全域における系統発生が,広範な混合と,現生人類史の初期に少なくとも4つの主要な系統を生み出した事象を含む3回の顕著な放散を特徴とすると推論する。Copyright Nature Japan KK 2020
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
人類学  ,  遺伝子の構造と化学  ,  集団遺伝学 

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