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J-GLOBAL ID：202002219590942305   整理番号：20A0738250

石英からのMFI型シリカライト合成過程へのロジスティック関数の適用

Application of Logistic Function to Synthesis Process of MFI-type Silicalite from Quartz

著者 (5件)： 長田秀夫 (佐世保工業高等専門学校物質工学科) ,  川原宗一郎 (佐世保工業高等専門学校物質工学科) ,  渡辺哲也 (佐世保工業高等専門学校物質工学科) ,  田中泰彦 (佐世保工業高等専門学校物質工学科) ,  濱田裕康 (佐世保工業高等専門学校一般科目科)
資料名： Journal of the Japan Petroleum Institute (Web)  (Journal of the Japan Petroleum Institute (Web))
巻： 63  号： 1  ページ： 38-41(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1441A  ISSN： 1349-273X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水酸化ナトリウム/石英比の異なる原料から合成したMFI型シリカライトの合成過程解析のためにロジスティック関数の適用を試みた。反応時間の関数として,直線の式(f(t) = at + b),平方根をとった式(f(t) = a√(t) + b)および対数をとった式(f(t) = aln(t) + b)を用いた。パラメーター(aおよびb)の決定は最小2乗法により行った。その結果,合成時間の関数として対数関数(f(t) = aln(t) + b)を用いると最も相関性が高くなった。パラメーターについて検討すると,傾きであるaは合成条件が異なってもほとんど変化しなかったが,切片であるbは反応条件により大きく変化した。また,求めたパラメーターを使って誘導期の長さと成長期の結晶成長速度を求めたところ実験結果と良く整合する値が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *シリカライト ,  石英 ,  水酸化ナトリウム ,  *水熱合成 ,  結晶成長 ,  時間発展 ,  ロジスティックス ,  数学モデル ,  モデル検査

著者キーワード (6件)： MFI-type silicalite synthesis ,  Logistic regressive analysis ,  Logarithmic equation ,  MFI-type silicalite synthesis ,  Logistic regressive analysis ,  Logarithmic equation

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  反応工学,反応速度論  (XE01020M)

引用文献 (8件)：

• 1) Verhulst, P.-F., Correspondance Mathématique et Physique, 10, 113 (1938).
• 2) Verhulst, P.-F., Nouveaux Mémoires de l’Académie Royale des Sciences et Belles-Lettres de Bruxelles, 18, 1 (1845).
• 3) Tsuzuki, K., Riron to Houhou, 17, 71 (2002).
• 4) Javanovic, B., Rob, R., Review of Economic Studies, 56, 569 (1989).
• 5) Shinozaki, S., Kagaku to Seibutsu, 17, 48 (1979).

タイトルに関連する用語 (5件)： 石英 ,  MFI ,  シリカライト ,  過程 ,  ロジスティック関数