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J-GLOBAL ID:202002219639620800   整理番号:20A0625863

カリウムイオン電池用の安定カソードとしてのNiドープ層状マンガン酸化物【JST・京大機械翻訳】

Ni-Doped Layered Manganese Oxide as a Stable Cathode for Potassium-Ion Batteries
著者 (8件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 10490-10495  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カリウムイオン電池(PIB)はリチウムイオン電池(LIB)の有望な代替物の一つである。層状カリウムマンガン酸化物は,それらの高容量,低コスト,単純合成法により,PIBsのカソードとしてより魅力的であるが,材料合成におけるMn3+のJahn-Teller効果に悩まされる。ここでは,抑制されたJahn-Teller効果を有する層状P3型K_0.67Mn_0.83Ni_0.17O_2材料を首尾よく合成した。K_0.67Mn_0.83Ni_0.17O_2は,最初の放電で20mAg(-1)で122mAhg(-1)の比容量,優れたレート性能,および良好なサイクル安定性(200サイクル後に500mAg(-1)の高い速度でサイクルした75%容量保持)を示した。さらに,K_0.67Mn_0.83Ni_0.17O_2電極のKイオン拡散係数は10~11cm2s-1に達し,Niフリー電極よりも大きかった。X線回折と電子回折分析は,適切なニッケルがJahn-Teller効果を抑制し,構造劣化を低減し,Kイオンのより多くの移動経路をもたらし,その結果,速度能力とサイクル性能を強化することを実証した。これらの結果は,PIBに対する高性能カソード材料を開発するための戦略を提供し,層状マンガン系酸化物における構造劣化の理解を深める。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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