文献

J-GLOBAL ID：202002219647137103   整理番号：20A0475057

電気けいれん療法後の統合失調症における発現自殺の緩和:自然的コホート研究【JST・京大機械翻訳】

Relief of expressed suicidality in schizophrenia after electroconvulsive therapy: A naturalistic cohort study

著者 (6件)： Tor Phern-Chern (Department of Mood and Anxiety, Institute of Mental Health, , 10 Buangkok View, Buangkok Green Medical Park, Hougang 539747, Singapore) ,  Bin Abdin Edimansyah (Research Division, Institute of Mental Health, Hougang, Singapore) ,  Hadzi-Pavlovic Dusan (School of Psychiatry, University of New South Wales, Sydney, Australia) ,  Loo Colleen (School of Psychiatry, University of New South Wales, Sydney, Australia) ,  Loo Colleen (The Black Dog Institute, Sydney, Australia) ,  Loo Colleen (St George Hospital, Sydney, Australia)
資料名： Psychiatry Research  (Psychiatry Research)
巻： 284  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： A1184A  ISSN： 0165-1781  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 統合失調症における自殺リスクは有意な治療課題であるが,承認された治療はほとんどない。電気けいれん療法(ECT)はうつ病における自殺に対する非常に効果的な治療であるが,統合失調症における自殺に対するその効果は不明である。著者らは,ECTを受けている治療抵抗性統合失調症患者113名において,24項目のBriフ精神科評価尺度の項目4によって評価されたように,発現自殺に及ぼすECTの現実世界の影響の遡及的自然研究を行った。患者の19.5%は自殺念慮前ECTを発現し,その86.4%はECTの平均10.2(SD2.7)セッション後に発現自殺の改善を経験した。ECT前後の自殺スコアの変化を一般化推定式(GEE)モデルを用いて検討し,自殺に及ぼすECTの影響は欝病により有意に仲介され,発現自殺の減少の72.2%を説明した。結論:ECTは統合失調症患者におけるうつ病の減少と発現の自殺に効果的であり,治療抵抗性統合失調症患者における自殺と精神病を管理するための治療選択肢として考慮されるべきである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *統合失調症 ,  *コホート研究 ,  *電気ショック療法 ,  うつ病 ,  精神病 ,  *自殺 ,  *緩和現象
準シソーラス用語： 自殺念慮 ,  評価尺度 ,  精神科 ,  治療抵抗性統合失調症 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ECT ,  分裂病 ,  自殺

分類 (1件)： 精神障害  (GR03000A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 電気けいれん療法 ,  統合失調症 ,  発現 ,  自殺 ,  緩和 ,  コホート ,  研究