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J-GLOBAL ID:202002219698666839   整理番号:20A0192885

硫化鉄ナノ粒子を用いた水溶液からのカドミウムの効率的除去と長期隔離:性能,機構,長期安定性【JST・京大機械翻訳】

Efficient removal and long-term sequestration of cadmium from aqueous solution using ferrous sulfide nanoparticles: Performance, mechanisms, and long-term stability
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巻: 704  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カドミウム(Cd)は環境中で最も一般的に検出される毒性重金属の一つである。安定剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を用いて硫化鉄(FeS)ナノ粒子を調製し,水溶液からCdを除去するために試験した。CMC濃度,初期Cd濃度,pH,フミン酸(HA)および溶存酸素の影響を調べた。完全に安定化したFeS(100mg/L)ナノ粒子を0.01wt%CMCを用いて得た。バッチ速度試験により,FeSとして100mg/Lのナノ粒子はpH7.0で4時間以内に1mg/LのCdの93%を急速に除去し,速度論データは6.68gの・mg~(-1)hr-1の速度定数をもつ擬二次速度モデルにより良く説明できた。収着等温線は,pH7.0で497.5mg/Lの最大Langmuir収着容量を有する二重モード等温モデルにより良くシミュレートされた。Fourier変換赤外(FTIR)分光法とX線粉末回折(XRD)分析は,CdとFeSの間の化学的析出と表面錯化が支配的な固定化機構であることを示唆した。pHの4.0から8.0への増加はCd除去率を73.0%から98.8%に高め,一方,3mg/LのHA(全有機物として)の添加は除去率を2.7%阻害し,分子状酸素の存在は無視できる影響しか持たなかった。NaClまたはCaCl_2の0から10mMへの増加は,Cd除去をそれぞれ10.1%および27.7%抑制した。固定化Cdは無酸素または有酸素条件下で717日間熟成したとき不溶性であった。本研究は,CMC安定化FeSナノ粒子が汚染水中のカドミウムの長期固定化を容易にすることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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重金属とその化合物一般 

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