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J-GLOBAL ID：202002219727714168   整理番号：20A1529100

Tithonia diversifolia由来オリザビンはTHP-1細胞におけるPTEN促進を介してAktシグナリング抑制により細胞接着,分化及び酸化LDL蓄積を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Tithonia diversifolia-derived orizabin suppresses cell adhesion, differentiation, and oxidized LDL accumulation by Akt signaling suppression via PTEN promotion in THP-1 cells

著者 (9件)： Ide Masahiro (Japan Food Research Laboratories, Osaka, Japan) ,  Ide Masahiro (Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sciences, Okayama University, Okayama, Japan) ,  Yoshida Izumi (Japan Food Research Laboratories, Osaka, Japan) ,  Kumagai Momochika (Japan Food Research Laboratories, Osaka, Japan) ,  Mishima Takashi (Japan Food Research Laboratories, Osaka, Japan) ,  Takahashi Yushi (Japan Food Research Laboratories, Osaka, Japan) ,  Fujita Kazuhiro (Japan Food Research Laboratories, Osaka, Japan) ,  Igarashi Tomoji (Japan Food Research Laboratories, Osaka, Japan) ,  Matsuura Eiji (Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sciences, Okayama University, Okayama, Japan)
資料名： Journal of Food Biochemistry  (Journal of Food Biochemistry)
巻： 44  号： 7  ページ： e13268  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0773A  ISSN： 0145-8884  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の民間療法として,Tithoniaジバースは心血管疾患予防と健康維持のために使用されている。一酸化窒素産生阻害効果に基づいてT.diversifolia由来オリザビンを単離した。この研究は,抗動脈硬化活性を有する新しい機能性化合物として,オリザビンを検討することを目的にした。オリザビンは,ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)へのTHP-1細胞の接着を有意に阻害し,HUVECsにおける接着分子のmRNA発現を抑制した。ホルボール12-ミリスチン酸13-アセタート刺激THP-1細胞において,オリザビンはマクロファージ分化,CD36発現(10μMで1%)およびNFκB転写活性を抑制した。さらに,オリザビンはマクロファージ及びAktリン酸化における酸化低密度リポ蛋白質(oxLDL)取込を抑制した。一方,ホスファチジルイノシトール-3,4,5-トリスリン酸3-ホスファターゼ(PTEN)mRNAおよび蛋白質発現は,オリザビン(mRNA,270倍,10μM)により有意に促進されることを明らかにした。この研究は,T.diversifolia由来オリザビンがAkt燐酸化の抑制を介し新しい抗動脈硬化性化合物であり,T.diversifoliaが血管健康維持に対する新しい作物として有効であることを示す。PRACTICAL APPLICATIONS:この研究において,単球の分化は毒性なしに抑制され,それは画像において明らかであり,単球におけるoxLDL取込はオリザビンにより明らかに抑制された。本知見は,T.diversifolia由来化合物オリザビンが細胞におけるPTEN発現の促進とAktシグナルの抑制に特異的に寄与し,NFκB転写活性の抑制により炎症を抑制することを示した。食品に由来する成分として,それは強い機能を有し,血管に対する健康を維持するために使用できる。また,小規模で現在行われている生産拡大の価値がある。さらに,オリザビンにおける癌抑制因子として知られるPTENの促進効果は,医薬品研究への更なる使用をもたらす可能性がある。オリザビンはヒトの健康を維持するための食品由来化合物として安全に使用できる。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 食品 ,  血管 ,  mRNA ,  炎症 ,  *分化 ,  ホスファターゼ ,  リン酸化 ,  一酸化窒素 ,  *細胞接着 ,  マクロファージ ,  単球 ,  *THP-1細胞
準シソーラス用語： CD36抗原 ,  蛋白質発現 ,  mRNA発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Akt ,  アテローム性動脈硬化症 ,  オリザビン ,  PTEN ,  THP-1 ,  Tithonia diversifolia

分類 (5件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  生薬一般  (GX06010Y) ,  園芸食品一般  (FJ11010D) ,  乳製品  (FJ12023U) ,  果実とその加工品  (FJ11030Z)

タイトルに関連する用語 (10件)： Tithonia ,  THP-1細胞 ,  PTEN ,  促進 ,  Akt ,  シグナリング ,  細胞接着 ,  分化 ,  酸化LDL ,  蓄積