抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我が国は地震多発国として知られるが,実際にどこでどれくらい地震が発生しているのだろうか。観測データを分析すると,震度5弱以上の揺れを伴う地震は,日本列島の北から南まで,どこでも起こりうることがわかる。そんな強い揺れが次にいつ襲ってくるのかは誰しもが不安に思うところだろう。残念ながらそれにつけ込んで,根拠のない危機を煽る予測情報を流すメディアもある。大地震に備えるには,正しい情報を正しく理解することが重要である。本稿では,我々が普段知ることのできる地震の情報のうち,信頼できるものは何か,またそれをどのように理解するべきかについて解説していく。(著者抄録)