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J-GLOBAL ID：202002220079221353   整理番号：20A2013190

ドロップヘッド症候群におけるセロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬デュロキセチンの潜在的有効性:症例報告と文献レビュー【JST・京大機械翻訳】

The potential efficacy of serotonin noradrenaline reuptake inhibitor duloxetine in dropped head syndrome: A case report and review of the literature

著者 (6件)： Funao Haruki (Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, International University of Health and Welfare (IUHW), Japan) ,  Funao Haruki (Spine and Spinal Cord Center, IUHW Mita Hospital, Japan) ,  Isogai Norihiro (Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, International University of Health and Welfare (IUHW), Japan) ,  Isogai Norihiro (Spine and Spinal Cord Center, IUHW Mita Hospital, Japan) ,  Ishii Ken (Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, International University of Health and Welfare (IUHW), Japan) ,  Ishii Ken (Spine and Spinal Cord Center, IUHW Mita Hospital, Japan)
資料名： Heliyon  (Heliyon)
巻： 6  号： 8  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3098A  ISSN： 2405-8440  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 症例は78歳の女性で,頭部症候群(DHS)を呈した。当院への初診の3か月前に,患者は頭部と頚部の顕著な屈曲を自覚し,その後,頚部痛,前方注視を伴う困難,および歩行障害を含んだ。頚部X線写真は,特に立位で,睡眠と脊柱後変化を示し,患者の症状は時間とともに悪化した。デュロキセチンは,非ステロイド性抗炎症薬が無効と考えられるため,腰痛のため投与された。患者は,4か月後にX線撮影と臨床的外観の両方で顕著な改善を示した。患者の頚部痛は,Numer Rating Scaleで10例中8から2に減少し,前方注視と歩行障害の困難さのような症状も解消した。デュロキセチンは,通常,慢性筋骨格痛,神経因性疼痛,またはうつ病に使用されるセロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬である。本報告では,DHSの治療におけるデュロキセチンの別の潜在的な応用を示した。改善した結果について以下の可能性を考察した。(1)疼痛緩和は,患者の首を動かすのに十分な快適さを感じるのを助け,また,セロトニンとノルアドレナリン再取り込みは,DHS患者におけるセロトニン,ドーパミンとノルアドレナリンなどの神経伝達物質の潜在的不均衡があるため,DHSの改善に寄与する可能性があると想定する。メカニズムを明らかにするためにはさらなる調査が必要であるが,デュロキセチンはDHSのオプション治療の1つと考えるべきである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線写真 ,  神経伝達物質 ,  老化 ,  *文献展望 ,  脊柱 ,  うつ病 ,  腰痛 ,  症例報告 ,  非ステロイド系消炎薬 ,  *セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン ,  カテコールアミン
準シソーラス用語： 頚部痛 ,  疼痛緩和 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： 神経科学 ,  医薬品科学 ,  老化 ,  筋骨格系 ,  神経学 ,  臨床研究 ,  落下頭症候群 ,  デュロキセチン ,  セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬

分類 (2件)： 神経系疾患の薬物療法  (GN05020Y) ,  向精神薬の臨床への応用  (GW03110J)

物質索引 (3件)： セロトニン ,  ドーパミン ,  デュロキセチン

タイトルに関連する用語 (8件)： ドロップ ,  症候群 ,  セロトニン ,  アドレナリン再取り込み阻害薬 ,  デュロキセチン ,  有効性 ,  症例報告 ,  文献レビュー