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J-GLOBAL ID:202002220252960922   整理番号:20A1330876

民俗芸能「杉沢比山」翁衣装の材料と技法に関する調査・研究

A Study of the Materials and Techniques of Okina Costumes Used in the Performing Folk Art “Sugisawahiyama”
著者 (1件):
資料名:
号: 51  ページ: 21-30  発行年: 2020年01月31日 
JST資料番号: S0951C  ISSN: 2432-5848  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本の民俗芸能研究が始まったのは近代以降のことであり,特に衣装についてはほとんど研究がされていない。また古い時代の形を維持・継承されなかった衣装が多く,今後芸態に影響を及ぼす可能性が指摘されている。本研究では,山形県「杉沢比山」の演目「翁」の古い衣装の技法・材料の解明を目的とした分析調査を行った。その結果,織物は五枚繻子の緞子で,身頃部は8色の緯糸(うち1色は平箔糸)と2色の経糸,袖部は5色の緯糸(うち1色は平箔糸)と2色の経糸からなることが分かった。科学検査の結果,染料は藍や鬱金のほか,緑系色は藍と黄檗の重ね染めであった。媒染剤は鉄と明礬(アルミ)のほか,無媒染とみられるものもあった。平箔糸は身頃部が錫箔,袖部は真鍮箔であった。身頃部の織物は錫箔が用いられたことから,江戸後期頃に京都で製作されたと考えられ,袖部の織物は文様に中国的要素が看取されることから,中国製と推測される。(著者抄録)
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