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J-GLOBAL ID:202002220259621071   整理番号:20A1949665

PD-L1/L2蛋白質レベルは古典的ホジキンリンパ腫の腫瘍細胞からのトロゴサイトーシスを介して単球に急速に増加する【JST・京大機械翻訳】

PD-L1/L2 protein levels rapidly increase on monocytes via trogocytosis from tumor cells in classical Hodgkin lymphoma
著者 (28件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 2405-2417  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4691A  ISSN: 0887-6924  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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HodgkinおよびReed-Sternberg(HRS)細胞-腫瘍関連マクロファージ(TAM)の存在により特性化された古典的ホジキンリンパ腫(cHL)は腫瘍形成において中心的な役割を果たす。しかし,HRS細胞とTAM間の直接接触の重要性は解明されていない。HRS細胞とTAMはPD-L1を発現し,cHLにおいてPD-1+CD4+T細胞消耗をもたらすことが知られている。ここでは,PD-L1/L2発現が1時間以内にHRS細胞と共培養した単球で上昇したが,HRS細胞の上清で培養した単球では上昇しなかった。PD-L1/L2の免疫蛍光分析は,それらのアップレギュレーションがHRS細胞から単球への「トロゴサイトーシス」と呼ばれる膜移動をもたらすことを明らかにした。PD-L1/L2アップレギュレーションは,PD-L1/L2欠損HRS細胞と共培養した単球では観察されず,HRS細胞から単球へのPD-L1/L2の直接移動があるという仮説を検証した。患者において,両リガンド(PD-L1/L2)はHRS細胞と接触してTAMsでアップレギュレートされたが,HRS細胞から離れているTAMsではアップレギュレートされず,トロゴサイトーシスがcHL患者において起こることを示唆した。まとめると,トロゴサイトーシスは,MHC抗原提示により媒介されるT細胞の抑制を介して,単球におけるPD-L1/L2の急速なアップレギュレーションを誘導する機構の一つである。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature Limited 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
血液の腫よう  ,  腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 

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