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J-GLOBAL ID：202002220320202380   整理番号：20A0701002

防災道徳の課題と可能性-現実世界の複雑さと当事者性に着目して-

The Possibility of Moral Education Integrated with Disaster Prevention Education: Complexity of the Real World and Actuality of Participants

著者 (1件)： 谷村千絵 (鳴門教大)
資料名： 鳴門教育大学研究紀要(CD-ROM)  (鳴門教育大学研究紀要 教育科学編 人文・社会科学編 自然科学編 芸術編 生活・健康編(CD-ROM))
巻： 35  ページ： 189-197  発行年： 2020年03月10日 
JST資料番号： L6027A  ISSN： 1880-7194  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 道徳教育と防災教育の両方は,道徳性,倫理および知識・技術の価値判断に関連して現実世界の複雑さに対応する能力の育成を目的としている。さらに,これら両方には,思考と行動する能力を結びつける共通点がある。それにもかかわらず,それは学校という環境で異なる領域で互いに別々に実践されている。しかし,子供たちから生きる力を引き出し,彼らの健康のために,特に多くの自然災害が起こっている日本では,学校教育を目指してこれらを一緒に考えなければならない。藤井・生澤(2013)は,「災害教育と統合した道徳教育」の構想に基づいて授業実践を提案した。本論文の目的は,コールバーグによる道徳発達段階の理論に基づくそれらの実践と構想の可能性と課題を明らかにすることである。認知発達としての彼の理論の限界を指摘し,批判的実在論の観点から,実際の参加者として学生に焦点を合わせて道徳教育と防災教育を統合する新しい理論を開発する必要があることを論じる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *防災 ,  倫理 ,  *多様性 ,  参入 ,  実態調査 ,  持続可能な開発 ,  *学校教育 ,  研究 ,  人格 ,  行動 ,  能力開発 ,  意識 ,  学習 ,  葛藤
準シソーラス用語： ESD【教育】 ,  モラルジレンマ ,  危機意識 ,  現実世界の複雑さ ,  参加型学習 ,  実在性 ,  実践研究 ,  授業実践 ,  対処行動 ,  当事者意識 ,  *道徳教育 ,  道徳的発達 ,  防災意識 ,  *防災教育

分類 (2件)： 科学技術教育  (AA04000C) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 防災 ,  道徳 ,  可能性 ,  現実 ,  世界 ,  複雑さ ,  着目