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J-GLOBAL ID:202002220402430291   整理番号:20A0701091

日本における2018年7月の豪雨事象とそれに続く熱波の主な要因

Primary Factors behind the Heavy Rain Event of July 2018 and the Subsequent Heat Wave in Japan
著者 (25件):
資料名:
巻: 15A  ページ: 13-18(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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極端な降雨イベントは西日本と隣接する東海地域において主に7月初旬に発生し,「平成30年7月豪雨」と命名され,広範囲に大惨事をもたらした。その後全国の多くの地域で熱波が続き,東日本では7月と夏季平均気温の1946年以来の最高気温を記録した。降雨イベントは,熱帯起源の2つの非常に湿った気流によるもので,西日本に持続的に合流し,定常的な梅雨前線に沿って大規模に上昇していた。熱波は,強化された地表面北太平洋亜熱帯高気圧と対流圏上層チベット高気圧に起因し,朝鮮半島周辺のひときわ目立つ順圧高気圧性アノマリをともなった。これらの極端なイベントの連続的な発生は,上層亜熱帯ジェットの持続的蛇行に関連しており,上流からの遠隔の影響を示している。また,熱波は,フィリピン周辺の夏季対流活動の強化と,おそらく,2018年7月の北半球中緯度における極端に異常な温暖化によって影響されたであろう。地球温暖化は熱波だけでなく降雨イベントにも影響し,日本で観測された極端な降水強度の長期的増加傾向と一致した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
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