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J-GLOBAL ID:202002220413752922   整理番号:20A0385330

壊死性血管炎を伴うアメーバ性脳炎における多発性出血性および壊死性病変への均一に増大する腫瘤【JST・京大機械翻訳】

A homogeneously enhancing mass evolving into multiple hemorrhagic and necrotic lesions in amoebic encephalitis with necrotizing vasculitis
著者 (6件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 48-52  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0214A  ISSN: 0899-7071  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肉芽腫性アメーバ性脳炎(GAE)はまれで致命的な疾患である。特異的症状,検査所見または放射線学的特徴なしで,正しい診断を確立することは困難である。GAEの多くの症例において,病巣周囲浮腫を伴う複数の環増強病変が磁気共鳴画像(MRI)で観察される。多発性の出血性病変と壊死性病変に進化した悪性リンパ腫としての孤立性で均一に増強された腫瘤のmasquerは,GAEにおいてほとんど報告されていない。症例は68歳の男性で,てんかんによる一過性右半麻痺を呈した。MRIでは,限局性浮腫を伴う良好で均一に増強された腫瘤が明らかになり,左頭頂皮質下領域での拡散が制限されていた。MRI所見および髄液中のβ2-ミクログロブリン濃度の上昇に基づいて悪性リンパ腫を疑ったため,オープン生検を施行した。病理診断は確定的ではなかったが,肉芽腫性疾患を示唆した。ステロイド療法を行ったが,その後徐々に腫瘤病変が拡大した。腫瘤病変の除去のための2回目の手術の後,多発性出血性および壊死性病変が原発部位で,さらに脳幹で発生した。患者は昏睡状態に入り,入院3か月後に死亡した。病理組織学的検査およびポリメラーゼ連鎖反応分析により,壊死性血管炎を伴うBalamuthiaマンドリルにより引き起こされたGAEが疑われた。孤立性腫瘤病変は,最初に悪性リンパ腫を模倣し,その後,T2*加重および感受性強調画像で検出された多発性出血性および壊死性病変に進化した。MRIで認められたこのような連続的変化は,GAEの壊死性血管炎を示唆する特徴的なものと思われる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの診断  ,  消化器の診断  ,  神経系の腫よう 

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