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J-GLOBAL ID:202002220461440991   整理番号:20A0293544

水銀カチオンと硫酸水素アニオンの検出のための大環状”Tet A”誘導比色センサと生細胞におけるそのバイオイメージング【JST・京大機械翻訳】

Macrocyclic “tet a” derived colorimetric sensor for the detection of mercury cations and hydrogen sulphate anions and its bio-imaging in living cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 203  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0049A  ISSN: 1011-1344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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テトラアザ環状「tet a」部分に結合したブロモサリチルアルデヒドペンダントアームを含むモノ-N-置換プローブLを,直線的な順方向反応により合成した。プローブLは単斜晶P2_1/n空間群で結晶化する。プローブLは,その有望なキレート化増強(CHEQ)特性により,Hg2+イオンに対して迅速な感度と選択性を示した。興味深いことに,プローブLはHg2+イオンに対するターンオフ蛍光応答とHSO4-イオンに対するターンオン蛍光シグナルを示した。プローブLをHSO_4~1:1モード(L+HSO_4-形成)と錯体化すると,センサ錯体を通してのキレート化増強蛍光効果により,ターンオン蛍光発光の改善が検出された。大環状「tet a」プローブLは,Hg2+とHSO4-に対してそれぞれ3.89×10~6M-1と5.58×10~5M-1の結合定数値を示した。プローブLは,他の通常の金属イオンおよびHSO_4-よりもHg2+に対して良好な選択性を示した。Hg2+とHSO4-の検出限界(LOD)は,それぞれ1nMと7μMであった。時間分解蛍光発光単一光子計数研究を用いて,プローブLとL+HSO4-イオンの平均寿命値をそれぞれ0.47と1.02nsと決定した。生きたArtemia salinaにおける細胞内Hg2+とHSO4-イオン分布の可視化におけるプローブの実用化を実証した。さらに,Hg2+カチオンを有するプローブLは,乳癌細胞に対して自然に細胞毒性であり,抗癌剤として送達できることが分かった。HSO_4-を有するプローブLの他に,低い細胞毒性を有する強い蛍光発光を示して,それは生きた細胞画像化のために推薦することができた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  植物の生化学  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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