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J-GLOBAL ID:202002220557723012   整理番号:20A1159985

凝固の際のFe-Cr-Ni-Mo-Cu合金における固相と液相の間の溶質分配係数のその場測定

In-situ Measurements of Solute Partition Coefficients between Solid and Liquid Phases in Fe-Cr-Ni-Mo-Cu Alloys during Solidification
著者 (7件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 276-285(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Fe-Cr-Ni-Mo-Cu合金における固相と液相の間の溶質分配係数,k,のその場測定を,シンクロトロン放射設備,SPring-8のX線透過イメージングおよびX線蛍光分光(EDS)を用いて実施した。ほぼ平面状の固体/液体界面をX線透過イメージングを用い温度勾配(5~10K/mm)の炉の中で達成した。固相と液相中および固体/液体界面の近接部中の測定点をX線イメージングによって決定した。固相および液相の組成をEDSで測定した。Fe-19.89-25.82mass%Cr-24.73-34.81mass%Ni-4.46-10.28mass%Mo-1.47-5.79mass%Cu合金中の凝固経路に沿った溶質分配係数を56の異なる液体組成について決定した。凝固の開始において,Cr,Ni,MoおよびCuの分配係数は,それぞれ,0.96,0.97,0.70および0,86であった。CrとNiの分配係数は一方向凝固の際にほぼ一定であった。Moの分配係数は0.7から0.6まで徐々に変化し,凝固の終わりにおいて激しいミクロ偏析をもたらした。対照的に,Cuの分配係数は0.8から0.9までの範囲で分散した。本研究は,その場測定が系統的な測定に効果的であることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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変態組織,加工組織 
引用文献 (15件):
  • 1) M. Yabe and N. Koide: Tetsu-to-Hagané, 99 (2013), 415 (in Japanese).
  • 2) Stainless Steels Handbook, ed. by R. Tanaka, Japan Stainless Steel Association, Tokyo, (1995), 620 (in Japanese).
  • 3) K. Sugimoto: Kinzoku-Fushoku-Kogaku (Corrosion Engineering of Metals), Uchida Rokakuho, Tokyo, (2009), 112 (in Japanese).
  • 4) A. Yamanaka, K. Nakajima and K. Okamura: Ironmaking Steelmaking, 22 (1995), 508.
  • 5) T. Maki: Tetsu-to-Hagané, 74 (1988), 1219 (in Japanese).
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