抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・蚕の卵すなわち蚕種を製造する用具とその方法について歴史的経緯を含め説明。
・はじめに,筆者の生家で発見した産卵用の框(かまち)を説明,框は棒状の直方体でそれを4本組合せて蚕種紙に置き,蚕蛾を囲う蚕具。
・蚕種製造法には平付(ひらづけ)と散種(ばらだね)があり,後者は糊を塗った耐水紙に雌蛾を乗せ産卵した卵を流水で流し落し選別するもので,卵量の計測が容易。
・種紙(蚕卵紙,蚕紙)は産卵させるための台紙で,交尾2~3時間後,200蛾前後を乗せて産卵させるが,その雌蛾の数は時代,あるいは産地で相違が存在。