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J-GLOBAL ID：202002221249134900   整理番号：20A1992996

繰返し使用が可能な樹脂性離型剤によるプレキャストコンクリートの表面品質改善に関する検討

著者 (4件)： 小山広光 (BASFジャパン 技術開発セ) ,  崔靖 (BASFジャパン 技術開発セ) ,  高橋楽 (東海大 大学院) ,  伊達重之 (東海大 工)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 42  ページ： ROMBUNNO.1309  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プレキャストコンクリート製品の表面美観向上,効率的な生産性の確保,および製品製造作業環境の改善を目的として,繰返し使用が可能な樹脂性剥離剤の表面品質改善効果について検討した。試験の結果,樹脂性離型剤は試験室での蒸気養生を想定した環境下において30サイクルまでの使用が可能であり,従来の油性離型剤に比べてコンクリート表面の美観を損ねる気泡は50%以下に低減し,その効果は繰返し使用においても持続することが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *プレキャストコンクリート ,  *離型剤 ,  重合体 ,  *表面 ,  気泡 ,  *品質管理 ,  改良 ,  接触角
準シソーラス用語： *コンクリート表面 ,  樹脂 ,  美観 ,  品質改善

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  コンクリート工事  (RA07040G)

引用文献 (6件)：

• 伊達重之:再評価されるプレキャスト製品-利用拡大に向けての現状と課題-,コンクリートテクノ, Vol.36,No.1,pp.1-5,2017
• 一宮一夫,出光隆,山崎竹博:粉体系高流動コンクリートの空気量や流動性評価手法が表面気泡性状に及ぼす影響,土木学会論文集,Vol.56,No.711, pp.135-146,2002
• 齊藤亮介,黒田泰弘,辻埜真人,依田侑也,湯浅竜貴,西川浩之:打放しコンクリートの美観向上に関する研究(その3 型枠の撥水性および目地棒の奥行きが表面気泡に及ぼす影響),日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.133-134,2015
• 山田悠二,渡邉健,橋本親典,井上祐史:表面気泡抜き取り装置による表面気泡除去過程の可視化と実構造物における中性化抑制効果に関する調査,コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,pp.1243-1248,2015
• 島田恒平,谷本理勇,指原慶彰,佐川佳一郎:特殊界面活性剤を利用したコンクリートの硬化体表面美観性向上検討,コンクリート工学年次論文集, Vol.41,No.1,pp.1151-1156,2019

タイトルに関連する用語 (4件)： 繰返し使用 ,  離型剤 ,  プレキャストコンクリート ,  品質改善