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J-GLOBAL ID：202002221496619876   整理番号：20A0749811

四面体テトラ-カチオン性イオン液体

Tetrahedral Tetra-cationic Ionic Liquids

著者 (2件)： Ikeda Taichi (Research Center for Functional Materials, National Institute for Materials Science (NIMS)) ,  Matsushita Yoshitaka (Research Network and Facility Division, NIMS)
資料名： Chemistry Letters (Web)  (Chemistry Letters (Web))
巻： 49  号： 1  ページ： 14-16(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1704A  ISSN： 1348-0715  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 四面体構造を有するテトラ-カチオン化合物を合成した。-CH₂-スペーサを介して,四級炭素上に4個のカチオン単位を導入した。コアの周りに立体的に密集しているにもかかわらず,Cu(I)-触媒アジド-アルキン環状付加反応の高い反応性とそれに続くトリアゾール単位の四級化がこの分子設計を可能にした。エチレングリコール尾部を有するテトラ-カチオンは,25°Cで10^-6Scm^-1オーダーのイオン伝導率を有するイオン液体であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *イオン液体 ,  四面体 ,  枝分れ ,  分子設計 ,  化学合成 ,  アジド ,  アセチレン化合物 ,  1,3-双極環状付加 ,  銅触媒 ,  四級化 ,  *窒素複素環化合物 ,  第四アンモニウム ,  イオン伝導 ,  電気伝導率 ,  結晶構造 ,  ガラス転移点 ,  融点 ,  熱分解 ,  脂肪族ヨウ素化合物
準シソーラス用語： イオン伝導率 ,  クリック反応 ,  *トリアゾール誘導体

著者キーワード (3件)： イオン液体 ,  分岐構造 ,  イオン伝導率

分類 (2件)： トリアゾール  (CF07084O) ,  融解塩  (CB05050R)

物質索引 (7件)： ヨウ化メチル ,  リチウム・ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド ,  メタンテトライルテトラキスメチレンテトラキスアザイド ,  テトラキス[[3-メチル-4-(メトキシメチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-3-イウム-1-イル]メチル]メタン ,  テトラキス[[3-メチル-4-[(2-メトキシエトキシ)メチル]-1H-1,2,3-トリアゾール-3-イウム-1-イル]メチル]メタン ,  テトラキス[[3-メチル-4-[[2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ]メチル]-1H-1,2,3-トリアゾール-3-イウム-1-イル]メチル]メタン ,  テトラキス[[3-メチル-4-[[2-[2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ]エトキシ]メチル]-1H-1,2,3-トリアゾール-3-イウム-1-イル]メチル]メタン

引用文献 (23件)：

• 1) M. Watanabe, M. L. Thomas, S. Zhang, K. Ueno, T. Yasuda, K. Dokko, Chem. Rev. 2017, 117, 7190.
• 2) R. P. Swatloski, S. K. Spear, J. D. Holbrey, R. D. Rogers, J. Am. Chem. Soc. 2002, 124, 4974.
• 3) S. Zeng, X. Zhang, L. Bai, X. Zhang, H. Wang, J. Wang, D. Bao, M. Li, X. Liu, S. Zhang, Chem. Rev. 2017, 117, 9625.
• 4) J. P. Hallett, T. Welton, Chem. Rev. 2011, 111, 3508.
• 5) J. L. Anderson, R. Ding, A. Ellern, D. W. Armstrong, J. Am. Chem. Soc. 2005, 127, 593.

タイトルに関連する用語 (4件)： 四面体 ,  テトラ ,  カチオン ,  イオン液体