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J-GLOBAL ID:202002221511942389   整理番号:20A0226463

Helicobacter pylori感染の根絶のための酵素修飾粘液透過ナノキャリアの設計【JST・京大機械翻訳】

Design of enzyme decorated mucopermeating nanocarriers for eradication of H. pylori infection
著者 (9件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 1-21  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,細菌に到達することを可能にし,より深い粘液層に隠し,感染部位におけるそのアベイラビリティを拡張することを可能にする,アモキシシリン(AM)負荷チオマーベースの粘膜透過性および粘膜接着性ナノキャリアシステムを開発することを目的とした。非修飾ポリカルボophil(PCP),チオール化ポリカルボophil(PCP-Cys),及びパパイン修飾チオール化ポリカルボophil(PCP-Cys-PAP)を用いて,イオン性ゲル化法によりアモキシシリン負荷ナノカル行くを調製し,in vitro及びex vivo及びin vivo特性化を行った。すべてのナノカーサは,111~288nmのサイズ範囲にあった。薬物負荷パパイン修飾チオール化ポリカルボophil(AM-PCP-Cys-PAP)をベースとしたナノカル行くは,78±7.2%の封入効率,-13.4mVのゼータ電位,および球状を示した。AM-PCP-CysとAM-PCP-Cys-PAPの両方は,48時間まで薬物の持続的放出を示し,AM-PCP-Cys-PAPナノカル行くは,純粋薬物と比較して酸性pHにおいて有意な安定性を示した。レオロジー研究により,チオール化ポリカルボophilナノ粒子に対する2倍の高い粘膜付着が示された。ex vivoでの共浸透研究は,パパイン修飾ナノ粒子の粘液への最も深い浸透を示した。細胞毒性分析は,ナノキャリア製剤がCaco-2細胞に非毒性であり,48時間後に細胞生存率を維持することを示した。H.pyloriに対するin vitro増殖阻害アッセイは,長期間にわたる細菌の完全な根絶と共に,安定性の改善に関してAM-PCP-Cys-PAPナノカル行くに対してより良好な効果を示した。マウスの生命器官に関するin vivo急性毒性研究は,細胞形態における有意な変化を示さなかった。in vivoクリアランス研究は,AM-PCP-Cys-PAPナノ製剤が細菌の完全な根絶に成功したことを示した。上記の知見に基づいて,アモキシシリン負荷パパイン修飾チオール化ポリカルボophilナノキャリア系は,その増強された粘膜透過性および粘膜接着性に起因するH.pylori感染を完全に根絶することができた。機能化ナノ担体は,感染治療のための興味深い将来の可能性を示した。グラフィック抽象的Copyright 2020 Springer Nature B.V. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法  ,  固体デバイス材料  ,  遺伝子操作  ,  金属の結晶成長  ,  医用素材 

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