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J-GLOBAL ID:202002221513327068   整理番号:20A2179526

血液細胞フローサイトメトリーにおける抗体滴定の応用【JST・京大機械翻訳】

Application of Antibody Titration in Flow Cytometry of Hematopoietic Cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 284-291  発行年: 2020年 
JST資料番号: C3205A  ISSN: 2095-2341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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フローサイトメトリー(flowcytometry)は高速、逐一の細胞定量分析と選別を実現でき、血液病の研究と診断の重要な手段の一つである。しかし、異なる実験に用いる細胞と実験条件が異なるため、抗原陰性細胞の非特異的染色などの問題がある。抗体滴定法を用いて、染色指数を計算し、比較することで、抗原陽性細胞群と陰性細胞群が最適な分離効果に達する実験条件が得られた。血液細胞のフローサイトメトリーで蛍光抗体染色の実験条件を最適化するため、マウス骨髄細胞を標識細胞とした。非タンデム蛍光染料FITCで標識したラット抗マウスCD11b抗体(FITCRatAnti-MouseCD11b)とタンデム蛍光染料APC-eFluor780で標識したラット抗マウスCD11b抗体(APC-eFluor780RatAnti-MouseCD11b)を標識した。抗体の滴定を種々の濃度の抗体で標識したマウスの骨髄細胞の染色指数を計算し,適切な抗体濃度間隔を決定し,抗体の染色指数に及ぼす細胞数,染色時間,および固定ステップの影響を分析し,血液細胞抗体の染色に影響するキー因子を探った。結果は,FITCRatAnti-MouseCD11bとAPC-eFluor780RatAnti-MouseCD11bの濃度が,それぞれ0.1562.500μg・mL-1と0であることを示した。251.00μg・mL-1の範囲で染色指数は高かったが、この範囲の抗体濃度を超えると染色指数が低下した。抗体濃度、染色時間が一定の場合、FITCRatAnti-MouseCD11bとAPC-eFluor780RatAnti-MouseCD11bはそれぞれ細胞数1.56×1055であった。00×106cells・管-1と1.56×105-3.12×105cells・パイプの範囲内の染色指数は高かったが、この範囲を超える細胞数は染色指数を低下させた。抗体濃度、細胞数が一定の場合、FITCRatAnti-MouseCD11bに対して、染色時間が長くなるにつれ、染色指数は低下し、APC-eFluor780RatAnti-MouseCD11bは逆であった。固定前後における染色指数の比較により,FITCRatAnti-MouseCD11bおよびAPC-eFluor780RatAnti-MouseCD11bは,固定後に染色指数が有意に低下した(P<0.05)。01とP<0.05)。研究結果は抗体滴定最適化フロー式による血液細胞の分析方法を提供し、特定実験における抗体滴定結果に従って適切な抗体濃度、細胞数、染色時間及び固定ステップを標識血液細胞に対して流式検査を行う研究が極めて重要であることを指摘する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗原・抗体・補体一般  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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