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J-GLOBAL ID:202002221531670368   整理番号:20A1124872

聴覚奇ボール課題中のEEG機能的ネットワーク変調におけるKCNH2およびCACNA1C統合失調症リスク遺伝子の分析【JST・京大機械翻訳】

Analysis of KCNH2 and CACNA1C schizophrenia risk genes on EEG functional network modulation during an auditory odd-ball task
著者 (20件):
資料名:
巻: 270  号:ページ: 433-442  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4336A  ISSN: 0940-1334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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統合失調症において,脳波(EEG)からのタスク関連機能的連結性変調の欠損が記述されている。中間表現型としてのニューロン連結性の測定の使用は,これらの欠損に関与する遺伝的因子の同定を可能にし,そのため,基礎となる病態生理学的機構を確立することができる。神経興奮性に関与し,以前に統合失調症のリスクと関連する遺伝子は,統合失調症における機能的連結性変化に関連して適切な候補である可能性がある。目的は,統合失調症と健常対照者の両方において,認知課題の間のEEGとグラフ理論パラメータで測定された皮質ネットワークの機能的変調と電位依存性イオンチャンネル(CACNA1CとKCNH2)の2つの遺伝子の関連を研究することであった。CACNA1C(rs1006737)およびKCNH2(rs3800779)の両方を,101人の対照および50人の統合失調症患者で遺伝子型決定した。小世界指標(SW)を,2つの異なる時間窓(前刺激と応答)における奇数ボール作業中に記録されたEEGから計算した。変調は両窓間のSWの差として定義した。前刺激窓および変調におけるSWに対する遺伝的,グループおよびそれらの相互作用効果をANOVAを用いて評価した。CACNA1C遺伝子型はSW特性と関連しなかった。KCNH2はSW変調と有意に関連した。健康な被験者はKCNH2遺伝子型に関係なく正のSW調節を示したが,患者間では対立遺伝子に関連した差が観察された。KCNH2リスク対立遺伝子(A)を持つ患者は負のSW変調を示し,非キャリアは健常者に類似したSW変調を示した。著者らのデータは,KCNH2遺伝子型が統合失調症患者における認知課題中の脳電気生理学的活性の効率的な調節に寄与することを示唆する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
精神科の基礎医学  ,  精神障害  ,  神経の基礎医学 

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