抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:ラモトリジンとバルプロ酸ナトリウムによる癲癇の薬物経済学効果を比較する。方法:2017年6月から2018年6月までの海南医学院第一付属病院で治療したてんかん患者100例を回顧的に選択し、投与方式に従ってラモトリジン群とバルプロ酸ナトリウム群に分け、各群50例とした。ラモトリジン群には、ラモトリジン100300mg/dを経口投与し、バルプロ酸ナトリウム群はバルプロ酸ナトリウム5001500mg/dを服用し、単独薬物治療12ケ月を行った。両群の臨床治療効果、治療コスト及びコスト-効果比(C/E)の差異を比較し、感度分析を行った。結果;(1)ラモトリジン群の総有効率は98.0%(49/50)であり、バルプロ酸ナトリウム群の86.0%(43/50)より明らかに高かった。ラモトリジン群の副作用発生率は4.0%(2/50)で、バルプロ酸ナトリウム群14.0%(7/50)より明らかに低く、統計学的有意差があった(P<0.05)。(2)ラモトリジン群の総コスト、薬物コストはバルプロ酸ナトリウム群より明らかに高く、実験室検査コスト、薬品副作用治療コストはバルプロ酸ナトリウム群より明らかに低く、統計学的有意差があった(P<0.05)。ラモトリジン群の外来コストはバルプロ酸ナトリウム群より低かったが、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。(3)2群間のC/Eの有意差はなかった(P>0.05)。(4)感受性分析の結果,ラモトリジン群のC/Eはバルプロ酸ナトリウム群よりわずかに低かったが,有意差はなかった(P>0.05)。結論:ラモトリジンとバルプロ酸ナトリウムは癲癇のC/Eに類似するが、ラモトリジンの治療効果はもっと良く、副作用は少なく、医療薬品の発展傾向にもっとよく符合する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】