文献
J-GLOBAL ID:202002221755129904   整理番号:20A2557679

マウス神経前駆細胞の神経細胞への分化に及ぼす酸化低密度リポ蛋白質の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of oxidized low-density lipoprotein on differentiation of mouse neural progenitor cells into neural cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 888  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Alzheimer病(AD)において,神経前駆細胞(NPCs)の機能の低下は,神経再生能力の低下をもたらす。血漿酸化低密度リポ蛋白質(ox-LDL)レベルはAD患者の重症度と正に相関していることが示されている。しかし,NPCに対するox-LDLの直接効果は知られていない。このため,マウスNPCの増殖と分化に与えるox-LDLの影響を検討した。マウス誘発多能性幹(iPS)細胞由来胚様体をNogginとSB431542で4日間刺激した。マウスNPCsは,磁気分離器において抗シアル酸-神経細胞接着分子抗体を用いて採取した。マウスNPCの増殖をMTTアッセイを用いて調べた。マウスNPCの神経細胞への分化を,免疫蛍光染色とウェスタンブロット分析を用いてNeuN(ニューロン特異的核蛋白質)の発現によって調べた。ox-LDL処理はマウスNPCの増殖に影響しなかった。全トランスレチノイン酸(ATRA),表皮成長因子(EGF),および塩基性線維芽細胞成長因子(FGF)による治療は,分化したNPCsにおいてNeuN発現を有意に誘発し(P<0.01),ox-LDLの添加はNeuN発現を有意に阻害した(P<0.05)。SC-79(Akt活性化剤)による前処理は,NeuN発現に対するox-LDLの阻害効果を有意に逆転させた(P<0.05)。ox-LDL処理は,ATRA,EGFおよび塩基性FGFにより誘導されたAktリン酸化(P<0.05)およびCREBリン酸化を有意に阻害した(P<0.05)。本研究は,ox-LDLによる処理が,AktとCREB活性化を阻害することにより,マウスNPCの神経細胞への分化を阻害することを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る