文献
J-GLOBAL ID:202002222018587410   整理番号:20A0646543

過敏性腸症候群と胆汁酸吸収不良の有無によるヒトの糞便微生物とメタボロームの差異【JST・京大機械翻訳】

Differences in Fecal Microbiomes and Metabolomes of People With vs Without Irritable Bowel Syndrome and Bile Acid Malabsorption
著者 (15件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 1016-1028.e8  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0767A  ISSN: 0016-5085  CODEN: GASTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
過敏性腸症候群(IBS)は不均一な疾患であるが,症状に基づいてサブタイプの診断と決定がなされている。本疾患のバイオマーカーを同定するために,IBSの有無にかかわらず患者の糞便微生物をプロファイリングした。IBS(Rome IV基準;16~70歳)を有する80名の患者およびIBSを伴わない65名のマッチした個人(対照個人)から糞便および尿試料を収集し,身体測定,医学および食事情報と共に収集した。ショットガンおよび16SリボソームRNAアンプリコン配列決定を糞便上で行い,尿および糞便代謝産物をガスクロマトグラフィーおよび液体クロマトグラフィー-質量分析により分析した。データ間の有意なスピアマン相関に基づいて共起ネットワークを生成した。胆汁酸吸収(BAM)は,放射性標識セレン-75ホモコール酸タウリンの保持により下痢患者において同定された。IBS患者は,対照者と比較して食事と糞便微生物の間のネットワーク接続に有意差があった。これらは糞便メタボロームの違いを伴った。異なるIBS症状サブタイプを有する患者間で糞便微生物相組成に有意差は見られなかった。糞便メタボロームプロファイルは,対照個人からIBS患者を識別することができた。尿メタボロームもIBS患者と対照者の間で有意に異なったが,ほとんどの識別代謝産物は食事または薬物に関連していた。微生物ではなく糞便メタボロームは,BAMのない患者とIBS患者を区別することができた。IBSの不均一性にもかかわらず,患者は,IBSの症状に基づくサブタイプに関係なく,尿と糞便のメタボロームと糞便の微生物対対照者において有意差がある。糞便メタボローム分析は,BAMのない患者とIBS患者を区別するのに用いることができる。これらの知見は,これらの疾患に対するマイクロビーズベースの治療の開発に用いられる可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  生体物質一般  ,  消化器の疾患 

前のページに戻る