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J-GLOBAL ID:202002222073924335   整理番号:20A1919897

飲料水からウイルスを回収するための3種類のフィルタと2つの方法の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of three different filters and two methods for recovering viruses from drinking water
著者 (5件):
資料名:
巻: 284  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0807B  ISSN: 0166-0934  CODEN: JVMEDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水性発生に関与する腸内ウイルスの中で,ヒトノロウイルスとA型肝炎ウイルス(HAV)は重大な公衆衛生問題である。ほとんどの食品媒介ウイルスは,困難であり,現在,培養できない。細胞培養法の欠如のため,リアルタイム逆転写酵素PCRは,食品および環境試料中のノロウイルスの検出に一般的に使用される。ヒトにおける低感染線量と水試料中の低ウイルス濃度のため,フィルター吸着法を水からウイルスを濃縮するために用いた。ISOはボトル水におけるHAVとノロウイルスを検出するための標準化分子法を記述する。この方法は2段階手順を含む:ミクロポーラス電気陽性フィルター(直径47mm,細孔径0.45μm)を用いてウイルスを濃縮し,次に分子検出。0.45μmの細孔径を有する荷電膜を有するゼータポルフィルターは,ウイルス溶出後の水またはサラダ葉からウイルスを濃縮するために過去に一般的に使用された。しかし,残念ながら,Zetaporフィルタはもはや市場化されず,従って代替フィルタを評価する必要がある。本研究の目的は,ISOによって提案された吸着溶出法(方法A)およびフィルタを用いた直接ウイルス抽出(方法B)によって,2つの異なるタイプの飲料水(ボトル水および水道水)からノロウイルスおよびHAVを回収するために,0.45μmまたは0.22μmの細孔径および1つの非荷電フィルター(0.45μm)を有する2つの電気陽性フィルターの能力を比較することであった。RNA抽出物で計算されたノロウイルスとHAVの平均抽出収率は,方法Aで0.2%~4.81%,方法Bで5.05%~53.58%の範囲であり,試験した2種類の飲料水間で有意差はなかった。方法Bでは,HAVとノロウイルスの平均抽出収率を,用いた3つのフィルタからの結果に従って評価した。HAVとノロウイルスの回収率は,0.45μmの電気陽性フィルターで3.47%と62.41%の間であり,他のフィルタより高かった。0.45μmの電気陽性フィルターは,実験室ルーチンで方法を採用することを望む研究者のための飲料水の日常的なウイルスモニタリングのためにウイルスを濃縮するために使用することができた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  食品の汚染 
タイトルに関連する用語 (3件):
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