文献

J-GLOBAL ID：202002222189438875   整理番号：20A1157699

貝殻粉による農地土壌カドミウム汚染の不活性化修復効果【JST・京大機械翻訳】

Effect of shell powder on immobilization remediation of cadmium contaminated farmland soil

著者 (4件)： Ji Yining (農業農村部環境保護科研監測所,農業農村部産地環境汚染防控重点実験室,天津市農業環境与農産品安全重点実験室,天津 300191;東北農業大学資源与環境学院,哈爾浜 150030) ,  Xu Yingming (農業農村部環境保護科研監測所,農業農村部産地環境汚染防控重点実験室,天津市農業環境与農産品安全重点実験室,天津 300191) ,  Wang Nong (農業農村部環境保護科研監測所,農業農村部産地環境汚染防控重点実験室,天津市農業環境与農産品安全重点実験室,天津 300191) ,  Sun Yuebing (農業農村部環境保護科研監測所,農業農村部産地環境汚染防控重点実験室,天津市農業環境与農産品安全重点実験室,天津 300191)
資料名： Nongyeziyuan yu Huanjing Xuebao  (Nongyeziyuan yu Huanjing Xuebao)
巻： 37  号： 2  ページ： 233-240  発行年： 2020年 
JST資料番号： C4028A  ISSN： 2095-6819  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： Cd汚染農地土壌の修復効果および土壌品質に及ぼす貝殻粉の影響を,静的培養およびポット試験によって研究した。その結果,静的培養試験において,土壌pHは,貝殻粉の添加量の増加とともに増加し,一方,土壌有機物,可給態窒素,可給態リンおよび可給態カリウムの含有量は,減少した。TCLP-Cdに対する貝殻粉の不活性化率は最高64.13%であり,各処理は対照と比較して有意に異なった(P<0.05)。土壌カタラーゼ,ペルオキシダーゼ,ウレアーゼ活性は,それぞれ64.31%,30.26%,17.08%であった。ポット試験において、貝殻粉を施用すると、土壌中の重金属Cdは水溶態と還元態から酸化態と残渣態へ転化できる。貝殻粉処理はアブラナ葉身のクロロフィル含有量を高めるが、植物の新鮮品質に対して顕著な影響がなく(P>0.05)、アブラナの地上部のCd含有量は対照より3.13%26.71%低く、地下部のCd含有量は対照より12.22%31.49%低下した。貝殻粉の添加量が1%に達した時、アブラナの可食部分Cd含有量は国家食品中の汚染物限度基準(GB2762-2017)と一致した。貝殻粉の不活性化によるCd汚染土壌の修復は実現可能であり、さらに、大田試験検証効果を更に展開できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化 ,  *カドミウム ,  汚染物質 ,  重金属 ,  カタラーゼ ,  クロロフィル ,  土壌有機物 ,  *農地 ,  アブラナ ,  重金属汚染 ,  土壌酸性度 ,  葉身 ,  ポット試験 ,  汚染土壌
準シソーラス用語： 可食部 ,  *カドミウム汚染 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  カドミウムとその化合物  (SB05022I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 貝殻粉 ,  農地 ,  土壌 ,  カドミウム汚染 ,  不活性化 ,  修復