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J-GLOBAL ID:202002222189545848   整理番号:20A1002917

エレクトロスプレイイオン化質量分析と圧力支援キャピラリー電気泳動正面分析を用いたBcl-2癌遺伝子プロモーターIモチーフDNAとフラボノイド間の相互作用の特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterization of interaction between Bcl-2 oncogene promoter I-Motif DNA and flavonoids using electrospray ionization mass spectrometry and pressure-assisted capillary electrophoresis frontal analysis
著者 (5件):
資料名:
巻: 215  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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B細胞リンパ腫2(Bcl-2)は抗アポトーシス蛋白質であり,ヒト腫瘍の発生における誘発因子であると信じられている。Bcl-2 Cに富むプロモーター要素は,Bcl-2発現調節に関連するリガンドの結合を介して標的化できるシトシン-シトシン(C-C+)塩基対構築ブロックを介してi-モチーフ(IM)を形成することが示されている。本研究では,円偏光二色性(CD)分光法とエレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)により,Bcl-2プロモーター内のIM発生と熱力学的安定性をモニターした。結果は,酸性pHで,また密集した分子環境において,Bcl-2プロモーター要素が安定な分子内IM折畳み状態に主に存在することを示した。さらに,化学療法の有効性を高めるために,Bcl-2 IMの標的化の可能性を検討した。最初に,可能なリガンドを同定するために迅速ESI-MSスクリーニング分析を用い,3つの天然フラボノイド(P1,P5及びP6)が1:1化学量論でIM結合に対して明確な親和性を示すことを見出した。P6,P1およびP5と比較して,MS/MSデータによると気相中のBcl-2 IMとより安定な複合体を形成することが期待された。さらに,ESI-MSおよび圧力支援キャピラリー電気泳動フロント分析(PACE-FA)を用いて,特異的および非特異的結合の両方を考慮して,気相および液相におけるこれらのフラボノイドの結合定数をそれぞれ評価した。P5とP6は,結合定数が約10~4M-1のBcl-2 IMと特異的に結合することを見出した。P1結合は特異的及び非特異的相互作用の両方に起因することが確認され,特異的結合定数(8.67×10~3M-1)は気相における結合定数よりも有意に少ないことが分かった。これらのすべての観察を考慮すると,選択したフラボノイドのBcl-2 IMへの特異的結合は,Bcl-2遺伝子発現を調節するための潜在的なリガンドであることが証明される可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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有機物質の物理分析一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  有機化合物の各種分析 
タイトルに関連する用語 (13件):
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