文献

J-GLOBAL ID：202002222469067647   整理番号：20A0337943

動的インダクタンス変化の評価のためのYBCO伝送線路における位相シフトの測定【JST・京大機械翻訳】

Measurements of phase shifts in YBCO transmission lines for evaluation of kinetic inductance change

著者 (4件)： Ishida R (Graduate School of Science and Engineering, Ibaraki University, Hitachi, Ibaraki 316-8511, Japan) ,  Goto T (Graduate School of Science and Engineering, Ibaraki University, Hitachi, Ibaraki 316-8511, Japan) ,  Shimakage H (Graduate School of Science and Engineering, Ibaraki University, Hitachi, Ibaraki 316-8511, Japan) ,  Takeda M (Graduate School of Integrated Science and Technology, Shizuoka University, Hamamatsu, Shizuoka 432-8011, Japan)
資料名： Journal of Physics: Conference Series  (Journal of Physics: Conference Series)
巻： 1293  号： 1  ページ： 012059 (6pp)  発行年： 2019年 
JST資料番号： W5565A  ISSN： 1742-6588  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高温超伝導体YBa_2Cu_3O_7-δ(YBCO)を用いてコプレーナ導波路(CPW)を作製し,超伝導パラメトリック増幅器の実現のための特性を評価した。10×10mmのMgO基板上にYAGレーザを用いたPLD法により,200nmの膜厚をもつYBCO薄膜を形成した。YBCO薄膜を,8μmの線幅,8μmのギャップ幅,および5mmの線長を有するCPW形状に,フォトリソグラフィーとスパッタエッチングにより処理した。ネットワークアナライザを用いて,マイクロ波の位相差を0mAから14mAまでのdc電流バイアスで測定した。測定結果から,位相差は温度の上昇と共に減少することが分かった。さらに,各電流バイアスにおいて,相シフトは超伝導転移温度近傍で大きく変化することが分かった。14.0mAのバイアス電流で-0.08radの最大位相差Δθを観測した。これは転移温度に最も近い。パラメトリック利得は測定した最大位相差から0.15dBと推定された。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化マグネシウム ,  YBCO薄膜 ,  超伝導 ,  電流 ,  *位相シフト ,  利得 ,  *伝送線路 ,  イオンエッチング ,  転移温度 ,  マイクロ波 ,  フォトリソグラフィー ,  コプレーナ導波路 ,  高温超伝導体 ,  *イットリウムバリウム銅酸化物 ,  *インダクタンス

分類 (2件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I) ,  酸化物薄膜  (BK14050P)

タイトルに関連する用語 (5件)： インダクタンス ,  評価 ,  YBCO ,  伝送線路 ,  位相シフト