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J-GLOBAL ID：202002222471977712   整理番号：20A2465993

九十九里沿岸部を対象とした津波によるエッジ波の特性に関する研究

A Investigation of Edge Waves Generated by Tsunamis on the Coastline of the Kujukuri Beach

著者 (3件)： 小谷野賢太朗 (早稲田大 大学院) ,  高畠知行 (早稲田大) ,  柴山知也 (早稲田大)
資料名： 海洋工学シンポジウム(CD-ROM)  (Ocean Engineering Symposium (CD-ROM))
巻： 28th  ページ： ROMBUNNO.OES28-068  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0108B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年東北地方地震において,巨大津波は九十九里浜の海岸線にその遅い時期に到達し,大災害をもたらした。本研究では,これらの津波がエッジ波から成ると仮定した。この領域周辺の地震後のエッジ波の発生も,数値法を用いて調査した。計算された津波によって記録された海面の変動と比較して,エッジ波の成分を検出するために,パワースペクトルと位相の変化,コヒーレンス,ならびに波長と周期の分散関係を分析した。その結果,この海岸線周辺に発生するエッジ波の高い可能性を明らかにできた。さらに,エッジ波に関する発生とスケールの明確な条件を解析するために,3つの地震の研究から得た計算結果を比較した。この比較は,特に震央が日本海溝の北部に位置し,高いマグニチュードで生じる地震における,エッジ波による海岸線に沿った顕著な被害の可視化をもたらした。この結果は,防災に関する新しい知識の提供に寄与した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 大地震 ,  津波対策 ,  海浜 ,  *エッジ波 ,  *津波 ,  自然災害 ,  *特性 ,  数値解析 ,  セイシュ ,  エネルギー ,  九十九里浜 ,  津波解析 ,  津波災害 ,  2011年東北地方太平洋沖地震
準シソーラス用語： 2011年東北地方地震 ,  地震津波 ,  津波防災 ,  波浪エネルギー ,  波浪特性

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (11件)：

• 今井健太郎,佐竹健治,古村孝志(2009):南海トラフで発生する地震による四国南部沿岸での津波継続特性,土木学会論文集(海岸工学)B2,65巻,P281-285
• 後藤智明, 小川由信(1982): Leap-frog 法を用いた津波の数値計算法,東北大学土木学科
• Akamatsu, Hideo (1982): On Seiches in Nagasaki-Bay. In: Pap. Met. Geophys. 33 (2), S. 95-115. DOI:10.2467/mripapers.33.95.
• Central Disaster Management Council(2006): Investigate committee of earthquakes around Japan Trench and Chishima Trench. Available online at http://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaiko_chishima/higaisoutei/higai_syousai/pdf/siryou1.pdf checked on 21th January,2020
• Central Disaster Management Council(2013): Investigative committee of Tokyo inland earthquakes. Available online at http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chuobou/senmon/shutochokkajishinmodel/pdf/dansoumodel_01.pdf checked on 22 January,2020

タイトルに関連する用語 (4件)： 沿岸部 ,  津波 ,  エッジ波 ,  研究