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J-GLOBAL ID：202002222528469314   整理番号：20A1235630

水酸化ナトリウム飽和溶液の滴下によるシリカガラスの失透促進

Silica glass devitrification enhancement by a drop of sodium hydroxide saturated solution

著者 (3件)： Horii Naohiro (National Institute of Technology (KOSEN), Fukui College, Geshi-cho, Sabae-shi, Fukui, 916-8507, Japan) ,  Kuzuu Nobu (Department of Applied Physics, University of Fukui, 3-9-1 Bunkyo, Fukui 910-8507, Japan) ,  Horikoshi Hideharu (Tosoh SGM Corporation, Shunan, Yamaguchi 746-0006, Japan)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 59  号： SC  ページ： SCCB03 (5pp)  発行年： 2020年02月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,200°C-1000°CでNaOH飽和溶液を滴下した後,2時間後にシリカガラスの失透が起こるかどうかを調べた。200°C及び300°Cでは,シリカガラススラブの背後から水ガラスと思われる気泡を含む液相が観察された。水ガラスの前面には,Na₂CO₃結晶のX線回折(XRD)ピークを持つ結晶層が観察された。500°Cではメタケイ酸ナトリウム(Na₂SiO₃)の弱いピークが観測された。600°C及び700°Cでは,500°Cで観測されたピーク強度は多結晶領域とともに高くなった。700°Cでは,500°C-600°Cで観測されたピークに加えて,石英とクリストバライトのXRDピークが観測され:NaCl結晶粒界がシリカガラスと反応するときの失透温度よりも100°C低い。800°Cでは,クリストバライトと二ケイ酸ナトリウム(Na₂Si₂O₅)のXRDピークが観測された。また,900°Cと1000°Cでは,クリストバライトとトリジマイトの純粋なシリカ結晶のピークのみが観察された。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *水酸化ナトリウム ,  溶液 ,  落下 ,  *石英ガラス ,  *失透 ,  スラブ ,  水ガラス ,  気泡 ,  炭酸ナトリウム ,  X線回折 ,  ケイ素酸素酸塩 ,  ナトリウム化合物 ,  強度 ,  多結晶 ,  クリストバライト ,  シリカ鉱物
準シソーラス用語： 飽和溶液 ,  滴下 ,  *シリカガラス ,  メタケイ酸ナトリウム ,  ピーク強度 ,  トリジマイト

分類 (1件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水酸化ナトリウム ,  飽和溶液 ,  滴下 ,  シリカガラス ,  失透 ,  促進