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J-GLOBAL ID:202002222562758670   整理番号:20A2439453

高血清PD-L1レベルはCCTG MA.31第3相試験におけるラパチニブとトラスツズマブによる全生存増加を予測する【JST・京大機械翻訳】

Higher serum PD-L1 level predicts increased overall survival with lapatinib versus trastuzumab in the CCTG MA.31 phase 3 trial
著者 (25件):
資料名:
巻: 126  号: 22  ページ: 4859-4866  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0781B  ISSN: 0008-543X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:HER2陽性転移性乳癌(MBC)のカナダ癌試験群(CCTG)MA.31ランダム化相3試験(ラパチニブ対トラスツズマブ)のこの後ろ向きバイオマーカー研究の目的は,治療前の血清プログラム死リガンド1(PD-L1)レベルの予後および予測バイオマーカーの有用性を評価することであった。方法:CCTG MA.31は652HER2陽性患者;387は,血清が利用可能であった(トラスツズマブ腕で185,ラパチニブ腕で202)。Ella免疫アッセイプラットフォーム(ProteinSimple,San Jose,California)を用いて血清PD-L1レベルを定量した。段階的前向きCox多変量解析を無増悪生存率と全生存率(OS)に対して行った。結果:全試験集団において,連続前処理血清PD-L1レベルはOSと関連しなかった。しかし,トラスツズマブ腕内では,より高い連続前処理血清PD-L1レベルは,より短いOS(ハザード比[HR],3.85;P=0.04)に対して有意であったが,ラパチニブ腕内では,治療前の血清PD-L1はOSとは関連しなかった(P=0.37)。全試験において,OSの多変量解析において,血清PD-L1(中央値カットポイント)は有意な独立共変量(HR,2.38;P=0.001)を維持した。治療アームと連続血清PD-L1(ブートストラップ法;P=0.0025)の間には有意な相互作用があった:214.2pg/mL(89パーセンタイル)で,血清PD-L1はラパチニブ治療に対してトラスツズマブ治療と有意に短いOSと関連していた。結論:CCTG MA.31試験では,血清PD-L1は有意な予測因子であった:より高い治療前血清PD-L1レベルはトラスツズマブ治療でより短いOSと関係したが,ラパチニブ治療ではより長いOSと関係した。免疫回避はトラスツズマブ療法の有効性を低下させる可能性がある。進行性乳癌における血清PD-L1上昇のさらなる評価は,トラスツズマブに加えて,新規免疫標的化療法から恩恵を受けるHER2陽性MBC患者を同定するのに必要である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 
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