抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:高血圧性脳出血患者の末梢血NLRP3、インターロイキン-1β(IL-1β)、インターロイキン-18(IL-18)レベルと予後との関係を検討する。方法:2016年10月2018年10月に著者病院に治療を受けた高血圧脳出血患者80例を研究対象とし、研究グループとし、予後情況を基づいた。グラスゴの予後評価尺度(GOS)を用いて、患者を予後良好群46例と予後不良群34例に分けた。40例の同期健康診断者を対照群とした。末梢血におけるNLRP3mRNAの発現を検出した。血清IL-1βとIL-18レベルを測定した。NLRP3mRNA発現,血清IL-1β,IL-18レベルは,患者の予後GOSスコアと相関した。高血圧脳出血患者の予後評価におけるNLRP3mRNA発現の価値を評価した。患者の予後不良に影響を及ぼす因子に対してLogistic回帰分析を行った。結果:予後不良群のNLRP3mRNA発現量、血清中IL-1β、IL-18水は予後良好群より明らかに高かった(P<0.05)。末梢血中のNLRP3mRNA発現及び血清IL-1β、IL-18水平均は高血圧脳出血患者の予後GOSスコアと中等度強度の負の相関を呈した(P<0.05)。ROC曲線により,高血圧脳出血患者の予後予測に対するNLRP3mRNA発現のAUCは0.853(95%CI)であった。0.773-0.933,カットオフ値は1.469であり,対応する感度と特異性は,それぞれ88.2%と65.2%であった。多変量ロジスティック回帰分析の結果は以下のことを示した。出血量(OR=2.136,95%CI;1.4263.201,P<0.05),NIHSSスコア(OR=2.143,95%CI);1.5972.876,P<0.05),NLRP3mRNA発現レベル(OR=2.004,95%CI;1.1243.573、P<0.05)はいずれも高血圧脳出血患者の予後不良の独立危険因子である。【結論】NLRP3mRNA発現は,高血圧性脳出血の予後不良患者の末梢血で増加し,血清IL-1βとIL-18レベルも増加し,患者の予後GOSスコアと負の相関があった。NLRP3mRNA発現は高血圧脳出血患者の予後を予測する指標である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】