抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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旧呉鎮守府は,第二次世界大戦の終了前における,日本海軍の重要基地の一つである。多くの建築物と構造物が,呉市周辺で海軍によって建設され,それらのいくつかは現在残っている。海上自衛隊(JMSDF)呉地区本部の現在地の内部には,第二次世界大戦終了以前に建設された多くの歴史的な建物があり,基礎に残った赤煉瓦倉庫がその内の一つである。本論文において,JMSDF呉基地における3つの赤煉瓦倉庫が,いくつかの歴史的写真と文書を用いて1900年に構築されたことを証明した。煉瓦壁におけるいくつかの亀裂を見出し,亀裂が1905年に地震により発生したことを明らかにした。この煉瓦建築は歴史的価値を持ち,将来の文化的特性として保存される必要がある(翻訳著者抄録)