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J-GLOBAL ID：202002222730369683   整理番号：20A2713554

中間組織のネットワーク化はソーシャルデザインプロジェクトにおける多層的かつ多世代のコラボレーションを確保する:神奈川県小田原オレンジ農地復興プロジェクトの進捗報告

Networking of Intermediary Orgainzations Ensures Multi-tiered and Multi-generational Collaboration in Social Design Project: A Progress Report on Odawara Orange Farmland Revival Project in Kanagawa, Japan

著者 (1件)： NINOMIYA Sakiko (Kanto Gakuin Univ., Yokohama, JPN)
資料名： 関東学院大学人間環境学会紀要  (Bulletin. Society of Human and Environmental Studies, Kanto Gakuin University)
号： 33  ページ： 3-11  発行年： 2020年07月01日 
JST資料番号： L7669A  ISSN： 1348-9070  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ソーシャル・デザイン・プロジェクトにおけるパブリック・エンゲージメントを達成するためには,多階層・多世代の参加・連携・協働が重要である。本研究では,神奈川県で実施されている地域密着型の農地再生プロジェクトにおいて,シニアと大学生の世代間のコラボレーションを事例調査対象として,個人の専門的な能力ではなく,ソーシャルデザインプロジェクトを運営するための組織的なネットワーク機能が,異なる世代の参加の基盤となっていることを明らかにした。参加型調査とインタビューで構成されるアクション・リサーチにより,特に初期の段階では,大学内の中間組織が重要な役割を果たしていることが明らかになった。また,様々なセクターの中間組織のネットワーク化が,多様な世代がアプローチしやすい,それぞれの目的をもって参加することが可能なソーシャルデザインプロジェクトを可能にしたことが明らかになった。この進行中のプロジェクトの事例からは,ソーシャルデザインプロジェクトを成功させるためには,参加するコミュニティ,学術機関,行政機関をつなぐ中間的なガバナンス組織とネットワークが必要であることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *コミュニケーション ,  *地域開発 ,  神奈川県 ,  オレンジ ,  住民参加 ,  *圃場整備 ,  改変 ,  事例研究 ,  プロジェクト
準シソーラス用語： ネットワーク化 ,  小田原 ,  *世代間交流

分類 (1件)： 農業一般  (FB01010A)

タイトルに関連する用語 (11件)： 組織 ,  多層 ,  世代 ,  コラボレーション ,  神奈川 ,  小田原 ,  オレンジ ,  農地 ,  復興 ,  プロジェクト ,  報告