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J-GLOBAL ID:202002223011902107   整理番号:20A2511821

滑膜線維芽細胞におけるIL-1β誘導COX-2発現のERK1/2活性化における正準NF-κBシグナリングの非転写および翻訳機能【JST・京大機械翻訳】

Non-Transcriptional and Translational Function of Canonical NF-κB Signaling in Activating ERK1/2 in IL-1β-Induced COX-2 Expression in Synovial Fibroblasts
著者 (15件):
資料名:
巻: 11  ページ: 579266  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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炎症誘発性サイトカインインターロイキン1β(IL-1β)は,関節リウマチ(RA)のような自己免疫疾患を有する個人の滑膜組織におけるシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)のアップレギュレーションによりプロスタグランジンE_2の合成を誘導する。NF-κBとMAPKシグナリングのIL-1β仲介刺激は,RAの病因に重要である;しかし,NF-κBとMAPKシグナル伝達間のクロストーク(s)は理解されていない。本研究では,IL-1β誘導滑膜炎のモデルを確立し,滑膜炎におけるNF-κBとMAPKシグナル伝達の役割を調べた。IL-1βで処理した細胞におけるCOX-2およびプロスタグランジンE_2放出のmRNAおよび蛋白質レベルの増加を観察した。NF-κBとERK1/2阻害剤はIL-1β誘導COX-2発現を有意に低下させた。IL-1βは正準NF-κB複合体(p65とp105)のリン酸化とIκBαの分解を誘導した。IL-1βはまたERK1/2リン酸化を誘導したが,p38MAPKとJNKのリン酸化レベルには影響しなかった。IL-1βは,p65,p105,ERK1またはERK2に対するsiRNAでトランスフェクションした細胞においてCOX-2発現を誘導しなかった。特に,NF-κB阻害剤はIL-1β誘導ERK1/2リン酸化を減少させた;しかし,ERK1/2阻害剤は正準NF-κB複合体のリン酸化に影響しなかった。転写及び翻訳阻害剤はIL-1β誘導ERK1/2リン酸化に影響しなかったが,siRNAトランスフェクト線維芽細胞における正準NF-κB複合体のサイレンシングはERK1/2のIL-1β誘導リン酸化を阻止した。まとめると,著者らのデータは,RAのような滑膜組織に影響する自己免疫疾患のIL-1β誘導発生に関与するERK1/2シグナル伝達の活性化における正準NF-κBの非転写/翻訳活性の重要性を示す。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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運動器系の基礎医学  ,  細胞生理一般 
引用文献 (45件):
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