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J-GLOBAL ID:202002223171001921   整理番号:20A0328204

ゼブラフィッシュの脳におけるKiss2受容体の分布と神経内分泌細胞におけるその局在【JST・京大機械翻訳】

Distribution of Kiss2 receptor in the brain and its localization in neuroendocrine cells in the zebrafish
著者 (4件):
資料名:
巻: 379  号:ページ: 349-372  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0756A  ISSN: 0302-766X  CODEN: CTSRC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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キスペプチンは,哺乳類におけるGnRH分泌を刺激するために,その同族受容体(GPR54またはKissinger-R)を介してゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)分泌ニューロンに直接作用する視床下部神経ペプチドである。非哺乳類脊椎動物では,複数のキスペプチン(Kiss1とkiss2)とKis-R型がある。最近の遺伝子ノックアウト研究は,魚類キスペプチン系が生殖の調節に必須でないことを示している。脳および下垂体におけるキスペプチン受容体の詳細な分布を研究することは,キスペプチン系の複数の作用部位および潜在的機能を理解するために重要である。本研究において,ゼブラフィッシュKiss2-R(=Kiss1Ra/GPR54-1/Kissinger-R2/KissR3)に対する特異抗体を作成し,脳及び下垂体におけるその分布を調べた。Kiss2-R免疫反応性細胞体は背側終脳,前視領域,視床下部,視蓋,後脳領域に広く分布している。二重標識は,全てではないが,視前GnRH3ニューロンのサブセットはKiss2-Rを発現するが,Kiss2-Rはほとんどの嗅覚GnRH3ニューロンで発現されることを示した。後部の前視領域において,Kiss2-R免疫反応性は,vasotocin細胞で見られた。下垂体において,Kiss2-R免疫反応性はcorticoトロピンで見られたが,ゴナドトロピンでは見られなかった。本研究の結果は,kiss2とKiss2-Rシグナル伝達が直接非生殖機能に役立ち,硬骨魚における生殖機能を間接的に機能させることを示唆する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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内分泌系の生理と解剖学  ,  中枢神経系 
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