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J-GLOBAL ID:202002223207799458   整理番号:20A2187993

カオリナイトにおけるゲルマニウム-ケイ素平衡分別のモデル【JST・京大機械翻訳】

A model for germanium-silicon equilibrium fractionation in kaolinite
著者 (5件):
資料名:
巻: 288  ページ: 199-213  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ゲルマニウムは,Ge/Si比がケイ酸塩の不一致風化の際に分別されるので,臨界ゾーンにおけるケイ酸塩風化と二次鉱物形成の有用なトレーサーである。固体溶液モデルを用いたカオリナイトの沈殿に対するゲルマニウムとシリコンの平衡分別係数の推定を開発した。熱力学特性と分配係数を,自然系からの観察,アナログフィロ-ゲルマニウム酸塩鉱物(Shtenberg et al.,2017)からの実験データ,およびサイト特異的相互作用パラメータ(Blanc et al.,2015)による酸化物アプローチの合計に基づくパラメトリック方法を用いて評価した。25°Cと0.1MPaでのカオリナイトへのGeの取り込みに対する推定logDGe-Siは-3.4±1.5に等しい。完全Ge置換カオリナイト(Ge_2Al_2O_5(OH)_4)に対する推定ΔGf°は,Ge-カオリナイト=3.1±1.5に対して-313±15(kJ/mol)と推定logKspと等しかった。さらに,Ge-Si平衡分別係数の推定範囲を試験するために,地球化学的反応性輸送コードを用いた一連のバッチ反応モデルを開発した。これらの一連のモデルで,降水動力学が河川と土壌の両方で観察されるGe/Si比にいかに影響するかを調べた。これらのモデルは,析出固体の沈殿動力学と再平衡の両方が,平衡時間スケールでのGe/Si比の挙動を制御することを示した。一方,これらの時間スケールの実際の長さは,環境条件でのカオリナイト沈殿速度に関するより良い制約によって決定されていない。本モデルは,最低地下水測定Ge/Si比がこの平衡時間スケールを表すべきであることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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同位体地質学  ,  水圏・生物圏の地球化学  ,  岩石圏の地球化学一般 

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