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J-GLOBAL ID:202002223280797616   整理番号:20A0631403

リポカリンのクローニングと機能的研究: リッジール白エビ,Exopalaemon carinicaudaのレチノール結合蛋白質様遺伝子ファミリー【JST・京大機械翻訳】

Cloning and functional study of lipocalin: retinol-binding protein-like gene family of the ridgetail white prawn, Exopalaemon carinicauda
著者 (18件):
資料名:
巻: 295  号:ページ: 453-464  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0025C  ISSN: 1617-4615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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リポカリンは,網膜結合蛋白質(RBP),クルスタシアニン(CrCN),アポリポ蛋白質Dなどを含む複雑な機能を持つ大きなファミリーであり,エビにおいて,CrCNは体色に関連することがよく知られている。最近,レチノイン酸/レチノール結合蛋白質がエビで見出された。しかしながら,エビのリポカリンの遺伝子メンバー間のRBPと関係の機能についてはほとんど知られていない。飢餓ストレスに応答するトランスクリプトーム配列に基づいて,リポカリン-レチノール結合蛋白質様遺伝子ファミリー(リポカリン-1,リポカリン-2,リポカリン-3)の3つの遺伝子を,Ridgetail白エビ,Exopalaemon carinicaudaからRACEによってクローン化した。相同性分析は,これらの3つの遺伝子が既知の昆虫アポリポ蛋白質D遺伝子および脊椎動物レチノール結合蛋白質遺伝子と高い類似性を有し,それらが進化の点で同じ型であることを示した。蛍光定量的PCRは,上記3つの遺伝子が主にE.carinicaudaの腹側神経索で発現されたことを示した。異なる発生段階における3つの遺伝子の発現特性は,それらが幼生段階でより高度に発現されたことを示した。それはそれらが胚と幼生発生に関連している可能性があることを示唆する。RNA干渉試験は,リポカリン-1とリポカリン-3をサイレンシングした後,個々のエビの体色はわずかに赤くなり,表皮の青色色素は大きく消失したが,リポカリン-2をサイレンシングした後の個体の出現に有意な変化は起こらなかった。さらに,干渉の6日目と16日目に,死んだエビがリポカリン-1とリポカリン-3干渉グループに現れた。死んだエビは硬いクラストを持ち,脱皮姿勢に留まった。全体として,本研究で得られたレチノール結合蛋白質様遺伝子は,CrCNとしての成長および発達および体色形成において,ある種の生物学的機能を有することを示した。加えて,それはまた,E.carinicaudaの神経系と脱皮において役割を果たす。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子の構造と化学  ,  遺伝子発現 

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