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J-GLOBAL ID：202002223473249496   整理番号：20A2206732

近代トランスクリプトームを用いたPseudomonas aeruginosaに対する古代抗微生物薬マヌカ蜂蜜の作用機構の特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterizing the Mechanism of Action of an Ancient Antimicrobial, Manuka Honey, against Pseudomonas aeruginosa Using Modern Transcriptomics

著者 (10件)： Bouzo Daniel ,  Cokcetin Nural N. ,  Li Liping ,  Ballerin Giulia ,  Bottomley Amy L. ,  Lazenby James ,  Whitchurch Cynthia B. ,  Paulsen Ian T. ,  Hassan Karl A. ,  Harry Elizabeth J.
資料名： mSystems  (mSystems)
巻： 5  号： 3  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5748A  ISSN： 2379-5077  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ABSTRACT Manuka蜂蜜は,広いスペクトル抗菌活性を有し,従来の抗生物質と異なり,その殺菌効果に対する耐性は報告されていない。しかし,その作用機序は不明である。ここでは,モデル生物Pseudomonas aeruginosaにおけるトランスクリプトミクスアプローチを用いて,マヌカ蜂蜜とその重要な抗菌成分の作用機構を検討した。蜂蜜の単一成分は,その総抗微生物作用を説明することができず,蜂蜜はSOS応答,酸化損傷,およびクオラムセンシングにおける遺伝子発現に影響を及ぼすことを示した。マヌカ蜂蜜は,爆発性細胞溶解過程に関与する遺伝子に影響し,電子伝達鎖を維持し,膜を横断するプロトンを漏出させ,プロトン駆動力を崩壊させ,P.aeruginosaにおける膜脱分極と透過を誘導する。これらデータは,マヌカ蜂蜜の活性が,細菌耐性を示さない複数の作用機構に由来することを示す。IMPORTANCは,ヒト健康に対する抗菌剤耐性の脅威が,抗菌活性を有する複雑な天然物に興味を引いている。蜂蜜は,主にその広いスペクトル抗菌活性のため,歴史を通して効果的な局所創傷治療である。従来の抗生物質と異なり,蜂蜜耐性細菌は報告されていない;しかしながら,蜂蜜は,その作用機序の理解の欠如のため,一部は臨床で未利用のままである。ここでは,蜂蜜が細菌における複数のプロセスに影響し,これはその主要な抗菌成分によって説明されないことを示した。蜂蜜は細菌膜にもユニークに影響し,これはそれ自身に無効である抗生物質との併用療法に利用できる。蜂蜜は,細菌における耐性を促進しない効果的な抗菌活性のため,創傷処理の現在の配列の一部として含まれなければならないと主張する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 陽子 ,  細菌 ,  遺伝子 ,  抗細菌作用 ,  抗生物質 ,  殺菌作用 ,  *蜂蜜 ,  ヒト ,  電子伝達系 ,  スペクトル ,  *緑膿菌 ,  遺伝子発現 ,  *トランスクリプトーム
準シソーラス用語： トランスクリプトーム解析 ,  クオラムセンシング , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  微生物に対する影響  (EE05020V) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 近代 ,  トランスクリプトーム ,  Pseudomonas ,  古代 ,  抗微生物薬 ,  マヌカ蜂蜜 ,  作用機構 ,  特性化