文献

J-GLOBAL ID：202002223538391851   整理番号：20A2159709

火山砕屑ダストの沈降速度に影響する粒子スケール因子の実験室研究【JST・京大機械翻訳】

Laboratory Investigation of Particle-Scale Factors Affecting the Settling Velocity of Volcaniclastic Dust

著者 (2件)： Richards-Thomas Tamar (School of the Environment, Trent University, Peterborough, Ontario, Canada) ,  McKenna-Neuman Cheryl (School of the Environment, Trent University, Peterborough, Ontario, Canada)
資料名： Journal of Geophysical Research: Atmospheres  (Journal of Geophysical Research: Atmospheres)
巻： 125  号： 17  ページ： e2020JD032660  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0294B  ISSN： 2169-897X  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アイスランドは,2010年のEyjafjalajokull噴火のような壊滅的火山噴火の後流で増加する主要な放出事象の頻度とともに,北極圏における最大および最も活発なダスト源のいくつかを含んでいる。比較的若いアイスランド火山砕屑性ダスト粒子は,多孔性で高角であり,それらはしばしば超微細ナノスケールのダストコートを支えている。それらの低密度は大気中での堆積速度に影響すると推測されるが,それらの膨張表面積に吸着されたかなりの量の水は核形成,凝集および沈降に影響する可能性がある。2Dレーザドップラー風速計を用いて,粒子形態(例えば,サイズ,形状,密度,表面積)および相対湿度(RH)に対する沈降速度の依存性を評価するために設計した一組の高度に制御された落下カラム実験について報告した。4つのアイスランドフィールドサイトから得られた試料の測定を,類似の直径の固体ガラス球のそれらと比較した。結果は,吸着水の量がRHと粒子比表面積と共に増加することを確認した。高いダスト濃度は,特により高いRHで,粒子相互作用と凝集体の形成に有利であった。乾燥条件(20%<RH<30%)の下では,角,多孔性アイスランド粒子に対して測定した水平ドリフト速度は,固体ガラス球に対して観測された値を超えるが,これらの測定は垂直速度よりも1桁小さい。粒子直径と比較して,形状は,形状抗力に対する粘性効果の支配のため,Reynolds数≦10-2での沈降速度または抗力係数のいずれにも影響しないように見えなかった。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 伴流 ,  核形成 ,  抗力係数 ,  相互作用 ,  粘性 ,  風速計 ,  *塵埃 ,  *砕屑堆積物 ,  *火山 ,  噴火活動 ,  Reynolds数 ,  二次元 ,  ガラスビーズ ,  凝集体
準シソーラス用語： ナノスケール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 落下塔実験 ,  レーザDoppler風速計 ,  沈降速度 ,  粒子特性 ,  火山砕屑性ダスト粒子 ,  アイスランド

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  火山地質学一般  (DE07070L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 火山 ,  砕屑 ,  ダスト ,  沈降速度 ,  スケール因子 ,  実験室 ,  研究