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J-GLOBAL ID:202002223543384788   整理番号:20A0976151

HTLV-1関連脊髄症/熱帯性痙性対麻痺(HAM/TSP)病因に対する洞察:高スループットデータ統合とメタ分析からの証拠【JST・京大機械翻訳】

An insight to HTLV-1-associated myelopathy/tropical spastic paraparesis (HAM/TSP) pathogenesis; evidence from high-throughput data integration and meta-analysis
著者 (20件):
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巻: 16  号:ページ: 1-11  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7344A  ISSN: 1742-4690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒトTリンパ球性ウイルス1関連脊髄障害/熱帯性spastic症(HAM/TSP)は,脊髄に有意に影響を及ぼす中枢神経系の進行性疾患であるが,病因経路と信頼性のあるバイオマーカーは十分に決定されていない。本研究はHAM/TSPの病因に関与する可能性のある主要遺伝子を見出すためにハイスループットメタ分析を用いることを目的とした。ハイスループット統計解析により,正常対ACs,正常対HAM/TSP,およびAC対HAM/TSP群に対して,それぞれ832,49,および22の差次的に発現した遺伝子を同定した。DEG間の蛋白質-蛋白質相互作用はSTRINGにおいて同定され,さらなるネットワーク分析は正常対HAM/TSPおよびAC対HAM/TSP群に対してそれぞれ24および6のハブ遺伝子を強調した。さらに,251の遺伝子を含む4つの生物学的に意味のあるモジュールを,正常対ACsに対して同定した。生物学的ネットワーク分析により,正常対HAM/TSP群におけるJAK-STATシグナル伝達経路,インターフェロン,インターロイキンおよび免疫経路のような多くの重要な経路におけるハブ遺伝子の関与,および正常対AC群におけるRNA,ウイルスmRNA翻訳,ヒトT細胞白血病ウイルス1感染および細胞周期を示した。さらに,STAT1,TAP1,およびPSMB8を含む3つの主要遺伝子をネットワーク分析によって同定した。リアルタイムPCRは,ACおよび正常試料よりもHAM/TSP試料におけるSTAT1の有意なダウンレギュレーションを明らかにした(それぞれP=0.01およびP=0.02)。Tヘルパーおよび細胞傷害性Tリンパ球の割合に関して,3群間に有意差は見られなかった(P=0.55およびP=0.12)。ハイスループットデータ統合は,ウイルス感染および免疫系における重要な経路に関与する新規ハブ遺伝子を明らかにした。包括的研究は,病因経路および複雑な疾患のバイオマーカーについての知識を改善するために必要である。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (57件):
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