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J-GLOBAL ID：202002223639573704   整理番号：20A1925297

年齢関連蛋白質およびペプチドにおける正常からイソアスパラギン酸への変換を可能にする側鎖配座異性体【JST・京大機械翻訳】

Side-chain conformers to allow conversion from normal to isoaspartate in age-related proteins and peptides

著者 (2件)： Aki Kenzo (Faculty of Pharmaceutical Sciences, Himeji Dokkyo University, 7-2-1 Kamiohno, Himeji 670-8524, Japan) ,  Okamura Emiko (Faculty of Pharmaceutical Sciences, Himeji Dokkyo University, 7-2-1 Kamiohno, Himeji 670-8524, Japan)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1868  号： 11  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Dβ(またはD-iso)-およびLβ-(またはイソ)-アスパラギン酸(Asp)残基は,正常なLα-Aspの自発的で非酵素的な異性化の結果として,それぞれ老化した水晶体クリスタリンおよびアミロイドベータ(Aβ)蛋白質に蓄積する。そのような珍しいAsp異性体が蓄積される理由を探索するために,Lα-,Lβ-,およびDβ-Aspの安定性が,千鳥側鎖配座異性体の観点から比較された。Asp異性体を含むαB-クリスタリンとAβ17-25(L17VFF20AED23)VG25)からのシリンジリン(KVKVLGD7VIEV)を用いて,Asp H_α-H_β1とH_α-H_β2の近接スピン-スピン結合定数を高分解能溶液1H NMRによって定量化した。トランス配座異性体は,シリンジリンのDβ-Asp7側鎖において非常に好ましいことが分かった。Aβ17-25では,Lβ-Asp23の側鎖はトランス配座異性体を採用するようであったが,gauche配座異性体はLα-Asp23に富んでいた。gauche配座異性体では,Aspカルボン酸エステル炭素(C_COO-)と骨格窒素(N)との近接距離は分子内環化に有利であり,スクシンイミド中間体を形成し,次いでα-からβ-Aspへの転化が続いた。環化は,Dβ-またはLβ-Aspを安定に保つために,C_COO-とN間の長い距離のため,トランス配座異性体で制限される。これは蛋白質におけるAsp異性化の部位特異性の理由である。αA-クリスタリンにおけるAsp76として示されるように,Asp側鎖におけるトランス配座異性体のより高い集団,Aspのより少ない異性化。正常Aspとその異性体の安定性と反応性は,異常な蓄積が老化クリスタリンとAβで許されるかどうかを決定する潜在的因子である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： リン ,  酵素 ,  異性化 ,  *ペプチド ,  クリスタリン ,  注射器 ,  老化 ,  環化反応 ,  *側鎖 ,  *異性体 ,  アミロイドβタンパク質 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *イソアスパラギン酸 ,  *配座異性体 ,  部位特異性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 側鎖立体配座 ,  アスパラギン酸異性体 ,  シリンドリン ,  アミロイド-β ,  スピン-スピン結合定数 ,  高分解能溶液NMR

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： アスパラギン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 年齢 ,  蛋白質 ,  ペプチド ,  イソアスパラギン酸 ,  側鎖 ,  配座異性体