抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ABSTRACT EnvP(b)1は,ヒトおよび他の霊長類ゲノムに見られる内因性レトロウイルスエンベロープ遺伝子である。40と7百万年前に統合事象と一致する霊長類ゲノムにおけるEnvP(b)1配列を報告する。ヒトEnvP(b)1の推定受容体結合ドメイン(RBD)に対して上昇した特異的ポリクローナル抗血清を用いて,ヒト胎盤,卵巣および胸腺における発現を検出した。EnvP(b)1は蛋白質分解的に処理され,複数の霊長類細胞株における細胞-細胞融合アッセイを用いて,多様な霊長類ゲノム由来の現存するEnvP(b)1蛋白質が融合性であることを示した。本研究はEnvP(b)1が精製選択下にあるという考えを支持し,その融合活性は40百万年以上にわたって維持された。ヒトEnvP(b)1のRBDの構造を決定し,それは配列保存がほとんどなく,現存する白血病ウイルスとの構造類似性を定義した。この構造は,新しい受容体結合特異性が進化する共通の足場を強調する。このドメインの進化可塑性は,循環ウイルスにおける関連Envの多様性の根底にある可能性がある。IMPORTANCEはゲノム内のウイルス要素を捕捉することにより遺伝的および機能的新規性にアクセスでき,新しい細胞または生物過程を駆動することができる。レトロウイルスエンベロープ遺伝子EnvP(b)1が維持され,その融合活性が40から7100万年間保存されていることを示した。それは複数の健康なヒト組織における蛋白質として発現する。推定受容体結合ドメインの構造を決定し,現代ウイルスにおける同じドメインと比較した。多様なEnv遺伝子の様々な受容体結合活性の基礎となる共通の保存構造を見出した。このドメインのモジュラリティと汎用性は,融合体のこのクレードの進化成功を支えている可能性がある。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】