抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】鼻-副鼻腔炎の治療における機能的内視鏡的副鼻腔手術(FESS)の効果を観察し,手術成績に及ぼす末梢血好酸球(EOS)の影響を分析する。方法:2017年1月から2019年1月までのFuyang市人民病院で治療を受けた90例の鼻-副鼻腔炎患者の症例資料を回顧性分析し、治療方法の違いにより、2群に分ける:対照群(n=34)と観察群(n=56)。対照群の患者には、抗菌薬、生理性海塩水と鼻噴ホルモンなどの通常の総合治療を採用し、観察群には通常の総合治療とFESS手術治療を併用した。両群の治療効果を比較し、鼻-副鼻腔炎疾患特異的生活の質尺度(SNOT-20)と視覚アナログ疼痛尺度(VAS)を用いて、主観的症状の改善状況を評価した。CTLund-Mackayスコアと鼻内視鏡Lund-Kennedyスコアを用いて、鼻洞炎の重症度を客観的に評価した。末梢血のEOS数が手術効果に与える影響を分析した。EOS数と主客観的症状スコアとの相関を分析した。【結果】術後6カ月で,観察群における総有効率(85.71%)は,対照群(64.71%)より有意に高かった(P<0.05)。術後6カ月に,鼻-副鼻腔炎の特異的生活の質スケールスコア(SNOT-20),疼痛視覚アナログスケールスコア(VAS),および副鼻腔炎患者のCTスコア(Lund-Mackay)を観察した。鼻洞炎患者の鼻内視鏡スコア(Lund-Kennedy)はそれぞれ(10.47±4.09)分、(9.84±3.21)点、(11.35±3.09)点、(7.32±2.01)点であり、いずれも対照群[(18.11±5.)より明らかに低かった。43分,(15.21±4.59)分,(14.33±2.13)分,(10.53±4.25)分,差異は統計学的に有意であった(P<0.05)。2.観察群患者の術前EOS数は(63.4±30.5)×106/Lであり、その中にEOS陽性は23例(41.07%)、陰性は33例(58.93%)であった。陰性患者の手術総有効率(93.94%)は,陽性患者(73.91%)より有意に高かった(P<0.05)。術前術後のSNOT-20スコア,VASスコア,Lund-Mackayスコア,Lund-Kennedyスコアの差異は,それぞれ(27.63±5.83),(24.01±4.03),(9.43±2)であった。【結果】術前術後スコア(24.34±5.11),(22.09±5.67)分,(7.55±1.81)分,(9.15±1.85)分,(24.34±5.11)点,(22.09±5.67)点,(7.55±1.81)点,および(9.15±1.85)点は,それぞれ(24.34±5.11),(22.09±5.67),(7.55±1.81)および(9.15±1.85)であった。差は有意であった(P<0.05)。3相関分析では,末梢血のEOS数はSNOT-20スコア,VASスコア,Lund-Mackayスコア,Lund-Kennedyスコアと正の相関を示した(r=0.5579,0.507,0.631,0.643,P<0.05)。05)。結論:従来の総合治療とFESSの併用による鼻-副鼻腔炎の治療効果は単純な通常の総合治療より明らかに優れるが、手術効果は末梢血のEOSの影響を受け、EOS陰性患者の手術効果はもっと良く、主客観的症状の改善は更に明らかである。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】