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J-GLOBAL ID：202002224041679463   整理番号：20A1209633

ブタ流行性下痢ウイルス新規変異株BJ2011Cの病原性にはS遺伝子が必要であるが十分ではない【JST・京大機械翻訳】

The S Gene Is Necessary but Not Sufficient for the Virulence of Porcine Epidemic Diarrhea Virus Novel Variant Strain BJ2011C

著者 (10件)： Wang Di ,  Ge Xinna ,  Chen Dongjie ,  Li Jie ,  Cai Yueqi ,  Deng Jin ,  Zhou Lei ,  Guo Xin ,  Han Jun ,  Yang Hanchun
資料名： Journal of Virology  (Journal of Virology)
巻： 92  号： 13  ページ： Null  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0869A  ISSN： 0022-538X  CODEN： JOVIAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近出現したブタ流行性下痢ウイルス(PEDV)の高毒性変異体は,世界的なブタ産業への巨大な経済的損失を引き起こしている。本研究では,高毒性株BJ2011Cと非毒性株CHM2013の間の一連のキメラ変異体を構築することにより,ウイルス毒性決定因子を調べた。2日齢の子豚モデルで試験したとき,野生型(WT)BJ2011Cは72時間以内に子豚の重篤な下痢と死亡を引き起こした。対照的に,CHM2013(BJ2011C-S_CHM)からS遺伝子を運ぶキメラ誘導体は,子ブタに対して無毒であった。さらに,BJ2011C S遺伝子(CHM2013-S_BJ)の交互置換は,CHM2013がいかなる毒性も獲得することを可能にしなかった。しかしながら,BJ2011C(CHM2013-SP_BJ)の全構造蛋白質コード領域が交換されたとき,CHM2013は腸管を効率的にコロニー形成し,子豚に下痢を引き起こす能力を獲得し始めた。病原性の更なる増加は,BJ2011Cの3′非翻訳領域(UTR)の付加的獲得を必要とし,結果としてのウイルス(CHM2013-SP+3UTR_BJ)は,より重篤な下痢と子豚の死亡を引き起こした。これらの結果は,PEDV流行株の病原性が多遺伝子イベントであり,S遺伝子が必要な決定因子の1つであることを示唆する。重要性:最近出現した高毒性PEDV変異体は,世界的ブタ流行性下痢(PED)パンデミックの主要な原因である。変異体のS遺伝子は顕著な変異を受け,増強された病因のための病原性決定因子であると考えられている。著者らの研究は,S遺伝子が層の一部であり,完全な病原性が他の遺伝子からの協力を必要とすることを示した。著者らの知見は,高毒性PEDV変異体の病原性機構への洞察を提供し,将来のワクチン開発に対する意味を持つ。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *遺伝子 ,  キメラ ,  *病原性 ,  野生型 ,  病因
準シソーラス用語： 3′非翻訳領域 ,  決定因子 ,  コロニー形成 ,  *S遺伝子 ,  ワクチン開発 ,  子豚 ,  *ブタ流行性下痢 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： ウイルスによる動物の伝染病  (FE02024R) ,  ウイルスの生化学  (EG04030F) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： ブタ流行性下痢ウイルス ,  変異株 ,  病原性 ,  S遺伝子