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J-GLOBAL ID：202002224105854179   整理番号：20A0978962

北日本,北上川における臭素化パラベンの発生とAHR活性【JST・京大機械翻訳】

Occurrence and AhR activity of brominated parabens in the Kitakami River, North Japan

著者 (4件)： Gouukon Yoshikazu (Graduate School of Arts and Sciences, Iwate University, Japan) ,  Yasuda Michiko T. (Department of Human Nutrition, School of Life Studies, Sugiyama Jogakuen University, Japan) ,  Yasukawa Hiro (Graduate School of Arts and Sciences, Iwate University, Japan) ,  Terasaki Masanori (Graduate School of Arts and Sciences, Iwate University, Japan)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 249  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パラベンは医薬品やパーソナルケア製品(PPCPs)の保存料として使用されている。パラベンは水性塩素と反応し,殺菌過程で使用され,ハロゲン化パラベンの生成をもたらす。Br-,パラベンおよびHOBr(Br-の酸化により形成された)の存在下で,臭素化パラベンを生成することができた。臭素化パラベンは下水処理施設からの排水放出を通して河川水の汚染をもたらす可能性がある。本研究では,都市および農業地域を流れる北部日本の北上川における臭素化パラベン濃度の測定を行った。アリール炭化水素受容体(AhR)アゴニスト活性も酵母(YCM3)レポーター遺伝子とHepG2エトキシレゾルフィンO-デエチラーゼ(EROD)アッセイを用いて評価した。二臭素化メチルパラベン(Br2MP),エチルパラベン(Br2EP),プロピルパラベン(Br2PP),ブチルパラベン(Br2BP),及びベンジルパラベン(Br2BnP),及びモノ臭素化ベンジルパラベン(Br1BnP)を,平均濃度8.1~28ng/Lで2017~2018年の河川試料の25~100%で検出した。最も高い濃度は,都市区域(P<0.01)における低い流動シーズン(11月)の間,測定した。酵母アッセイにおいて,12化合物はAhR活性を示した(β-ナフトフラボンに対して活性,4.4×10~4~7.1×10-1)。全てのモノ臭素化パラベンは親パラベンより高い活性を示したが,さらなる臭素化はそれらの活性を減少させた。ERODアッセイにおいて,5つの化合物は100μMでCYP1A依存性活性の有意な誘導を引き起こした(P<0.05)。モノ臭素化i-ブチルパラベン(Br1iBP)及びs-ブチルパラベン(Br1sBP),Br1BnP及びBr2BPは酵母及びERODアッセイにおいて活性を示した。PPCP由来の臭素化パラベンの新しい側面を見出した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 排水 ,  殺菌 ,  下水処理施設 ,  河川 ,  都市 ,  *臭素化 ,  ハロゲン化 ,  酵母 ,  保存料 ,  農業地区 ,  Ah受容体 ,  レポーター遺伝子 ,  HepG2細胞 ,  パーソナルケア ,  微生物
準シソーラス用語： アゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 臭素化副産物 ,  医薬品とパーソナルケア製品 ,  河川水 ,  アリール炭化水素受容体

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 北日本 ,  北上川 ,  臭素化 ,  パラベン ,  AhR ,  活性