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J-GLOBAL ID：202002224148883576   整理番号：20A1735921

ポリアミンスペルミジンは細菌ゲノトキシンコリバクチンの産生を調節する【JST・京大機械翻訳】

The Polyamine Spermidine Modulates the Production of the Bacterial Genotoxin Colibactin

著者 (9件)： Chagneau Camille V. ,  Garcie Christophe ,  Bossuet-Greif Nadege ,  Tronnet Sophie ,  Brachmann Alexander O. ,  Piel Jorn ,  Nougayrede Jean-Philippe ,  Martin Patricia ,  Oswald Eric
資料名： mSphere  (mSphere)
巻： 4  号： 5  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： W5747A  ISSN： 2379-5042  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ABSTRACT Colibactinは,pks島を持つ大腸菌株により産生されるポリケチド/非リボソームペプチドである。この毒素は感染真核細胞におけるDNA二本鎖切断とDNA鎖間架橋を誘導する。コリバクチン産生株は結腸直腸癌生検標本と関連し,様々なマウスモデルで腸腫瘍の進行を促進する。ポリアミンは,微生物と真核細胞の両方によって生産される小さなポリカチオン分子である。それらのレベルは悪性腫瘍で増加し,疾患の進行と転移に寄与する。本研究では,内因性スペルミジンシンターゼSpeEが大腸菌の完全遺伝毒性活性に必要であることを示した。ΔspeE pks+ E.coli株におけるスペルミジンの供給は遺伝毒性活性を回復した。スペルミジンはコリバクチンに結合した自己毒性に関与し,DNAに対する直接損傷活性に必要である。コリバクチンプロドラッグモチーフの産生はΔspeE変異体で損なわれる。したがって,スペルミジンは,コリバクチン合成に直接影響を与えることを示した。IMPORTANCE Colibactin産生大腸菌株は,癌性及び前癌性結腸直腸組織と関連し,結腸直腸発癌を促進することが疑われる。本研究では,ゲノトキシンコリバクチンとポリアミンスペルミジンの合成の間の新しい相互作用について述べた。ポリアミンは癌組織において高度に豊富であり,細胞増殖と関連している。遺伝毒性活性におけるスペルミジンの必要性は,結腸直腸癌におけるコリバクチン産生大腸菌株の病原性におけるこれらの代謝産物の役割に関する新たな展望を提供する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  大腸菌 ,  DNA【核酸】 ,  代謝産物 ,  毒素 ,  発癌 ,  細胞増殖 ,  真核細胞 ,  生検 ,  遺伝毒性 ,  *ポリアミン ,  脂肪族アミン ,  ジアミン ,  第一アミン ,  第二アミン
準シソーラス用語： ポリカチオン ,  悪性腫瘍 ,  結腸直腸癌 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  生物学的機能  (EB02020R) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (1件)： スペルミジン

タイトルに関連する用語 (2件)： 細菌 ,  調節